2015年8月18日、宮內(nèi)義彥オリックス?シニア?チェアマン（日本取締役協(xié)會會長）は日本記者クラブで記者會見し、安倍晉三政権の経済政策であるアベノミクスについて、「第3の矢（構(gòu)造改革による成長戦略）がなくなったと歐米で言われている」と指摘した上で、日本の経済社會構(gòu)造を変えようと切り込んでいくようなものがなければならないのに、既得権益者が強(qiáng)いため矮小化されている、と強(qiáng)調(diào)?！袱嗓Δ筏栖P躇しているのかイライラする」と安倍政権の対応を批判した。発言要旨は次の通り?

【その他の寫真】

アベノミクスの「第3の矢」がなくなってしまったと歐米では評判になっている。矮小化され日本人としてはさびしい限りだ。望みがあるとすれば、國家戦略特區(qū)だけになってしまったが、まだ実現(xiàn)したものはない。日本の経済社會構(gòu)造を変えようと切り込んでいくようなものがなければならない。どうして躊躇しているのかイライラする。

私は規(guī)制改革會議で十?dāng)?shù)年前から改革実現(xiàn)に向けやってきたが、既得権益者の壁が強(qiáng)かった。先日も規(guī)制改革をテーマとしたセッションで昔の苦労話をしたが、出席者から「今でも同じ議論をやっており、當(dāng)時と変わっていない」と言われた。20年近く経つのに、基盤の強(qiáng)い（安倍）政権でもブレークスルー（突破）出來ていない。いかに既得権益を持った人たちが強(qiáng)いかということだ。（八牧浩行）

■筆者プロフィール：八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン（フルマラソン12回完走＝東京マラソン4回）、ヴァイオリン演奏。