2015年8月19日、人民日?qǐng)?bào)によると、日本の內(nèi)閣府は17日、2015年第2四半期（4?6月）の國(guó)內(nèi)総生産（GDP）速報(bào)値を発表した。物価変動(dòng)の影響を除いた実質(zhì)GDPは前期比0．4％減少し、年率換算で1．6％の減少となった。この數(shù)字はデフレの苦境からの脫出に力を盡くしてきた「アベノミクス」にとって、悪い情報(bào)であることは間違いない。わずか3日前に経済財(cái)政政策擔(dān)當(dāng)大臣が報(bào)告した2015年度の「年次経済財(cái)政報(bào)告（経済財(cái)政白書）」では、「およそ四半世紀(jì)ぶりとなる良好な経済狀況がみられるようになった」とされていたにもかかわらずだ。

【その他の寫真】

▼內(nèi)需と生産の回復(fù)が遅れる

東京大學(xué)の伊藤元重教授（経済學(xué)）は、「日本経済がデフレから脫卻しつつあることは主に次の方面に體現(xiàn)されている。第1に2014年度に法人稅収は過(guò)去最高を記録した。第2に15年第1四半期（1-3月）の実質(zhì)GDPは同3．9％増加し、2四半期連続でプラスとなった。第3に雇用情勢(shì)が順調(diào)で、失業(yè)率は18年ぶりの低い記録となった。第4に銀行の不良債権比率と不良債権殘高がいずれも低下した」と話す。

だが日本メディアは次のように報(bào)じた。この白書はアベノミクスを過(guò)剰に賞賛しており、明らかに安倍政権の意図が反映されている。政府の主導(dǎo)で給與は増加したが、個(gè)人消費(fèi)は引き続き低迷し、輸出も好転の兆しがみえない。第2四半期の実質(zhì)GDPの構(gòu)成をみると、內(nèi)需の貢獻(xiàn)度は-0．1％、外需の貢獻(xiàn)度は-0．3％だった。項(xiàng)目別にみると、個(gè)人消費(fèi)が0．8％減少し、4四半期ぶりのマイナスとなった。円安を背景として、食品などの価格が上昇を続け、給與の上昇が物価の上昇に追いつかず、消費(fèi)者の消費(fèi)マインドが低下している。

▼高まる中國(guó)経済への依存度

財(cái)務(wù)省がまとめた統(tǒng)計(jì)では、15年上半期の日本の対中輸出は6兆4700億円で同2．2％増加し、対中輸入は9兆4300億円で同1．9％増加し、対中貿(mào)易の赤字は過(guò)去最高を更新した。その一方、日本を訪れる中國(guó)人観光客の旺盛な購(gòu)買力が日本の內(nèi)需の冷え込みを補(bǔ)填する重要なパワーとなっている。同省が発表した15年上半期の國(guó)際収支狀況（速報(bào)値）によると、訪日観光客の日本での消費(fèi)額から日本人の海外での消費(fèi)額を差し引いた旅行収支は5273億円の黒字で、1996年以來(lái)の記録更新となった。観光庁の統(tǒng)計(jì)では、上半期に日本を訪れた外國(guó)人観光客は46％増加と急速に増えて約914萬(wàn)人に達(dá)した。このうち中國(guó)人観光客は倍増して217萬(wàn)9000人に達(dá)した。円安に促されて中國(guó)人観光客が積極的に買い物しており、4?6月の一人あたり平均消費(fèi)額は28萬(wàn)5000円だった。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KS?編集/武藤）