2015年8月27日、米國(guó)が最も注視するのは世界の中核としての地位をあとどれだけ続けられるかだ。このため世界のパワーバランスおよび構(gòu)造の調(diào)整に最も懸念を抱いている。（文：沈丁立［シェン?ディンリー］復(fù)旦大學(xué)國(guó)際問(wèn)題研究院副院長(zhǎng)。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載）

【その他の寫(xiě)真】

米誌「ナショナル?インタレスト」電子版は、米國(guó)にとって最大の悪夢(mèng)はロシアと中國(guó)の接近だと指摘する記事を掲載した。記事は中露「両國(guó)ともに自らの好きなように世界秩序を再構(gòu)築するチャンスがある」との認(rèn)識(shí)を示した。これは米エリートの一致した考えを相當(dāng)程度反映している。

伝統(tǒng)的な國(guó)際関係において國(guó)家間の権力や利益の奪い合いは古來(lái)不変の常態(tài)だ。これは過(guò)去および現(xiàn)在における米國(guó)の國(guó)際関係処理の本質(zhì)であり、米國(guó)が他の大國(guó)による國(guó)際秩序再構(gòu)築を懸念する動(dòng)因でもある。

中露には確かに國(guó)際秩序改善の意向がある。だが転覆して全く別のものを構(gòu)築するのではない?，F(xiàn)有の國(guó)際秩序には多くの積極的要素があり、中露はこれを捨て去るどころか、反対に発揚(yáng)する。たとえば國(guó)連および國(guó)連憲章の體現(xiàn)する平和および集団安全保障の原則は、第2次大戦終結(jié)後に連合國(guó)が共同で確立した、世界の安全と安定の維持にとってかけがえのない重要な役割を果たすものであり、これによって形成された國(guó)際秩序を中露が維持し続けない理由はなにもない。

現(xiàn)有の國(guó)際秩序に対して、中國(guó)は漸進(jìn)的改良という建設(shè)的構(gòu)想を打ち出した。新時(shí)代の中國(guó)の特色ある大國(guó)外交を確定するとともに、新型の大國(guó)関係を米國(guó)と共に構(gòu)築することを提案した。新型の大國(guó)関係は非対立?非衝突に新しい點(diǎn)があり、ワシントンが形成に力を入れる米國(guó)主導(dǎo)、米國(guó)覇権の秩序とは全く異なる。中國(guó)は他國(guó)に対する圧倒的優(yōu)勢(shì)を追い求めず、ましてや唯我獨(dú)尊の覇者意識(shí)を持つこともない?？陀Q的には、中國(guó)の推し進(jìn)める新秩序は米國(guó)版秩序の不足點(diǎn)を改善すると同時(shí)に、米國(guó)版秩序の論理的陥穽（かんせい）を免れるものだ。

米國(guó)は意識(shí)を改め、新型の大國(guó)関係が導(dǎo)く平等な國(guó)際秩序について真剣に考えるべきだ。中國(guó)國(guó)家指導(dǎo)者の訪(fǎng)米が間近だ。米中はより対等かつ相互利益的な新型の関係を共に構(gòu)築すべきだ。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/NA?編集/武藤）