2015年8月27日、中國メディア?捜狐は新中國成立後初めて上映禁止処分を受けた映畫「武訓(xùn)伝」を紹介した。

【その他の寫真】

「武訓(xùn)伝」は、清朝末期に30年以上も物乞いを続け、それで得た資金で貧しい家庭の子どもたちのための學(xué)校を設(shè)立した実在の人物?武訓(xùn)（ウー?シュン）の一生を描いた白黒映畫だ。

1951年の公開と同時(shí)に、全國で一大ブームが巻き起こるほどの話題になったが、當(dāng)時(shí)の毛沢東主席は「『武訓(xùn)伝』は反ブルジョワジー主義の反動(dòng)思想」とこれを激しく批判。社會(huì)全體がこれに追隨した。人民日?qǐng)?bào)は同年7月、「武訓(xùn)歴史調(diào)査団」の調(diào)査結(jié)果として、「武訓(xùn)は大ごろつきの債権者で大地主」と発表した。

映畫「武訓(xùn)伝」は政治的大問題となり、監(jiān)督の孫瑜（スン?ユー）や主演の趙丹（ジャオ?ダン）をはじめとする映畫関係者40人以上が厳しい批判にさらされた。

この話題について、中國のネットユーザーからは以下の反応が見られた。

「そりゃ怒るだろ。物乞いで金を集めるなんて、毛沢東思想からかけ離れてるもん」

「去年やっとのことでこの映畫見たけど、感動(dòng)した。どこが悪いのか分からない」

「俺も見たいけど、どうやったら見られるの？」

「ただの歴史物語に大騒ぎする神経が分からん」

「毛沢東の批判が上映禁止の理由として成立するのなら、世界中の映畫が上映禁止になる」

「物乞いして得た金でも、世の中のために使ったんだからいいじゃないか！」

「武訓(xùn)は人徳者。武訓(xùn)を批判するのは卑劣な人間」（翻訳?編集/本郷）