2015年9月2日、臺(tái)灣のアン?リー（李安）監(jiān)督が、世に出てから10年目を迎えた不朽の名作「ブロークバック?マウンテン」について、「何物にも代えがたい」と愛(ài)著を語(yǔ)った。聯(lián)合報(bào)が伝えた。

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米ワイオミング州のカウボーイの間の20年に及ぶ愛(ài)情と葛藤を描いた作品。05年のベネチア國(guó)際映畫(huà)祭で初公開(kāi)されたのがちょうど10年前の9月2日で、同映畫(huà)祭ではグランプリを獲得した。

アン?リー監(jiān)督によると、製作を決めた當(dāng)時(shí)は「グリーン?デスティニー」を世に出してから間もなく、心身ともに疲れていた。しかし原作小説のラスト部分を呼んで涙を抑えられないほど感動(dòng)し、すぐさま映畫(huà)化を決めたという。

臺(tái)灣出身のリー監(jiān)督にとって、米國(guó)のカウボーイ文化というのは未知の世界だった。このため、03年の映畫(huà)「ハルク」を先に製作することに。完成後、父親がこの世を去るというショックも重なり、引退を考えるほど追いつめられていたのだが、「その時(shí)に『ブロークバック?マウンテン』の物語(yǔ)が頭に浮かび、自分を映畫(huà)へと引き戻してくれた」と語(yǔ)っている。監(jiān)督にとっては、「何物にも代えがたい」作品になったという。

主演はヒース?レジャーとジェイク?ジレンホール。ヒース?レジャーは08年に薬物中毒により急逝している。作品についてジェイク?ジレンホールは、「非常に悲しい場(chǎng)面が多い映畫(huà)だった。だが最も悲しいのは、二度とヒースと共演できないことだ。彼とはインスピレーションを交換し合った。彼との共演はあの映畫(huà)で最も大きな収穫だった」と語(yǔ)っている。（翻訳?編集/Mathilda）