2015年9月2日、韓國の樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)は専用機(jī)で北京に到著し、3日間の中國訪問をスタートした。今回は韓國史上最大規(guī)模となる企業(yè)128社の代表156人からなる経済使節(jié)団を率いており、そのうち82．2％は中小企業(yè)だ。これほど大規(guī)模な経済使節(jié)団を帯同した理由は何か。中韓両國の経済協(xié)力の見通しはどうか。人民網(wǎng)が伝えた。

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▼中韓FTAの早期発効を後押し、中小企業(yè)の中國理解をサポート

韓國紙?韓國日報(bào)によると、史上最大規(guī)模の経済使節(jié)団が訪中したことにより、各界では実質(zhì)的な成果に対する期待が高まっている。今回の使節(jié)団は中小企業(yè)の占める割合が大きく、ここから中小企業(yè)の中國內(nèi)需市場拡大を強(qiáng)力にバックアップしようとする韓國政府の姿勢がうかがえ、韓國中小企業(yè)の持続的な発展に原動力をもたらすことも予想される。

韓國の西江大學(xué)校経営學(xué)部の丁有信教授は、「樸槿恵政権の発足後、韓國経済を活性化しようと、韓國中小企業(yè)の発展促進(jìn)に大きく力を入れた。中韓の自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）はすでに調(diào)印され、FTA時(shí)代がまもなく始まり、中小企業(yè)は巨大な発展チャンスを迎えることになる。そこで中小企業(yè)が中國をより理解するために、このたびのような多くの中小企業(yè)を統(tǒng)率しての訪中となった。また経済使節(jié)団の中國訪問はFTA時(shí)代を前倒しで招來し、中國內(nèi)需市場に照準(zhǔn)を當(dāng)てた大衆(zhòng)的商品（化粧品、衣料品、家電製品など）の輸出量を増やし、とりわけ販売ネットワークの基盤が弱い韓國中小企業(yè)を支援することになる」と話す。

▼韓國各界は明るい見通しを展望、中韓のさらなる?yún)f(xié)力に期待

韓國の現(xiàn)代経済研究院の韓載振研究委員は取材に答える中で、「今回の動きは両國間の経済関係を一層深め、韓國経済の振興にとって意義深い影響をもたらすものとなる。これに加え、韓國は今年アジアインフラ投資銀行（AIIB）に參加しており、同行は中國が『1ベルト、1ロード』（シルクロード経済ベルトと21世紀(jì)海上シルクロード）構(gòu)想を進(jìn)める上での重要な措置であるため、今回の訪中は韓國企業(yè)のアジア市場進(jìn)出のよい契機(jī)になる」と述べた。

大韓貿(mào)易投資振興公社（KOTRA）中國事業(yè)団の張炳松団長は、「中國は韓國にとって最大の貿(mào)易相手國であり、両國間の経済交流は絶えず拡大し発展を続けている。樸槿恵大統(tǒng)領(lǐng)が今回の訪中で大規(guī)模な経済使節(jié)団を率いたことは、両國の経済交流の発展に対する促進(jìn)剤の役割を果たすことになり、両國の投資や産業(yè)などの面における経済協(xié)力のさらなる拡大につながる」と話す。

韓國紙「アジア経済」は、「樸槿恵大統(tǒng)領(lǐng)の今回の訪中は中韓関係の新たな起點(diǎn)になるとみられる。また大規(guī)模な経済使節(jié)団の訪問は、低迷して不振にあえぐ韓國経済が中國で新たな道を探らざるを得ないことを示してもいる」と報(bào)じた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/武藤）