2015年9月7日、未曾有の経済発展と建設(shè)ラッシュが長らく続いていた中國では、各地に奇妙キテレツな建築物が出現(xiàn)してたびたび話題になるが、このほど北部の河南省鄭州市に「金の卵」と呼ばれる奇抜な建物が現(xiàn)れた。江蘇省のビジネス情報(bào)専門ポータルサイト?如皋商務(wù)信息網(wǎng)が伝えた。

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中國メディアが6日に選出した「ワースト建築10選」にも名前が挙がったこの建築物は「河南蕓術(shù)センター」。2007年11月に竣工し、その建設(shè)費(fèi)は9億2600萬元（約175億円）にも上る。5つの楕円の長軸が1カ所に集まる構(gòu)成になっているが、これは鄭州市が中原（古代中國）の中心に位置することを表現(xiàn)している。

設(shè)計(jì)者は世界的にも有名なカナダ在住のウルグアイ人建築家カルロス?オット氏。古代中原文化と現(xiàn)代建築の融合をコンセプトに、外形のモチーフは河南省の古代遺跡から出土したパンフルートや骨笛などの楽器に著想し、內(nèi)壁には黃河をイメージした裝飾が施されている。地元の市民からは「金の卵」との愛稱で呼ばれる。（翻訳?編集/愛玉）