2015年9月10日、仏ラジオ?フランス?アンテルナショナル（RFI）中國語サイトによると、中國共産黨の高級幹部を養(yǎng)成する中國共産黨中央黨校の李君如（リー?ジュンルー）元副校長が、中國共産黨は7人の常務(wù)委員を含めた約200人の黨中央委員をどのように管理していくか、汚職?重大規(guī)律違反で失腳した周永康（ジョウ?ヨンカン）、薄熙來（ボー?シーライ）、徐才厚（シュー?ツァイホウ）、令計劃（リン?ジーホア）などの案件を研究していると指摘した。

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中國紙?南方都市報によると、「2015年中國共産黨と世界対話會」に出席した李元副校長は、大會の席上でこのように述べた。大會には黨中央対外連絡(luò)部の王家瑞（ワン?ジアルイ）委員長など黨要職に就いている人物も出席しており、海外からも豪州のケビン?ラッド前首相や専門家が多數(shù)出席した。

李元副校長は「中國に問題が起きるとするなら、それは共産黨內(nèi)からだ、中國をうまくかじ取りする鍵は黨にある、とトウ小平氏も語っていた」とし、「黨や政府権力を支配する黨員が問題を起こしたとき、誰が処罰すべきかという試練に直面している」と指摘した。

李元副校長は各地方の省指導(dǎo)者2000人余りや中央委員約200人、中央紀(jì)律委員や20人余りの政治局員と7人の常務(wù)委員をどのように管理していくかを政府中央が研究していると紹介し、「高級幹部も黨員であり、黨の規(guī)律や國の法の監(jiān)督を受ける」とした上で、「制度によって問題を解決すべく、中央政府は高級幹部の行動指針の策定を進(jìn)めている」と述べた。

しかし香港の有線テレビは中國の専門家の意見を引用し、「こうした自己監(jiān)督制度による腐敗問題の根本的解決は極めて難しい」と伝えた。政治腐敗?汚職問題に取り組む北京航空航天大學(xué)の任建明（レン?ジエンミン）教授は、問題解決には幹部の自己管理だけではなく、黨內(nèi)の権力分布や制度そのものにも手を入れる必要があると指摘している。（翻訳?編集/岡田）