日本メディアが中國人観光客を酷評、中國紙「中國人は卑下し過ぎることはない」

Record China    2015年9月20日(日) 16時3分

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17日、ここ數(shù)日、日本メディアとタイメディアが中國人観光客に「集中攻撃」を浴びせた。寫真はバンコク。

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2015年9月17日、ここ數(shù)日、日本メディアとタイメディアが中國人観光客に「集中攻撃」を浴びせた。日本メディアの報道によると、テレビ局記者が淺草と富士山の二大観光名所で取材を行ったところ、富士山では中國人観光客が寫真撮影のために樹木に登ったり、禁煙エリアでタバコを吸ったりポイ捨てをしたりといった光景が見られ、ある中國人女性は富士山の火山巖も持ち帰ろうとした。一方タイメディアは、中國人観光客が大挙してチェンマイ大學を訪れ、交通ルールを守らず、禮儀もなく、大聲で話をし、ごみを捨てたり痰を吐いたりしているとマナー違反を伝えた。法制晩報が伝えた。

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中國人観光客のこうした現(xiàn)象は、報道されるたびに恥をかかされる思いだが、同様のニュースはここ數(shù)年増加の一途を辿り、少數(shù)のマナー違反がために「中國人観光客」全體のイメージまで損なう結(jié)果を招いている。マナーを守っている方からすれば濡れ衣を著せられたようなもので、中國人観光客は世界各地の観光スポットに貢獻しているにも関わらず、煙たがられる存在となってしまった。半月後には國慶節(jié)(建國記念日、10月1日)の連休が待っており、またも多くの中國人観光客が世界各地に押し寄せるわけだが、「マナーが悪い」というレッテルを貼られてしまっては、せっかくの旅行も不愉快に終わってしまう。

マナーが悪いというが、場合によってはその國の習慣や作法を知らないがゆえのこともある。例えば、東南アジアには左側(cè)通行の國があるが、現(xiàn)地でバイクをレンタルした旅行者がうっかり右側(cè)を走行してしまったという場合や、現(xiàn)地の習慣を知らないがためにレストランでの服裝、話し聲、食べ方が現(xiàn)地人のタブーに觸れてしまうというような場合だ。そのため、渡航前に関連の注意事項をしっかり心得ておくことが非常に大切になる。

この點についてはまさに他山の石として見習うべき出來事がある。報道によると、1989年の民主化運動以降、韓國ではようやく國民の自由な海外旅行が許されたが、渡航した一部韓國人のマナー違反が指摘された。韓國政府はこれを大きく重視し、出國する韓國人観光客に対して相手國の文化、習慣を?qū)Wぶ講座を數(shù)時間受けることを義務付け、これを10年間続けた。

個別にモラルがない観光客に対して、ブラックリストに登録する方法以外に、運転免許証のように「パスポートの減點制」を?qū)毪工毪韦饬激し椒à猡筏欷胜?。海外でのマナー違反が記録された場合、その行動に基づいて一定の點數(shù)を控除し、點數(shù)がなくなればブラックリストに登録、モラルやマナーに関する試験に合格しない限り一定期間の渡航を制限するというものだ。

しかしここで述べたい、より重要なことは、さまざまな措置を通じて中國人観光客のモラル向上を図る一方で、我々は過剰に自分たちを卑下する必要はないということだ。かつてあるメディアが、イギリスのバスや地下鉄で席を譲るのはいつも中國人だという報道があった。その他にも、「エジプトで中國人観光客がラマダーン(イスラム教徒が斎戒する月)に現(xiàn)地の貧しい人々を助け感動を與えた」、「北京朝陽病院の醫(yī)師がアメリカで旅行中、心不全を発癥させた観光客を救った」など、稱賛に値する事例も多い。

そのため、メディアは中國人観光客のマナー違反に注目するとともに、海外で光る「ファインプレー」も発掘して激勵すれば、中國人観光客は自分たちのイメージをより大切にしようと勵むに違いない。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/IM?編集/武藤)

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