2015年9月24日、連休明けの東京株式市場(chǎng)で日経平均株価が急落、前週末比266円安の1萬(wàn)7803円で始まった。東京市場(chǎng)が休場(chǎng)だった大型連休中の米歐アジアの株式相場(chǎng)の地合いを引き継いだ。獨(dú)フォルクスワーゲン（VW）の排ガス試験を巡る不正問題を受け、トヨタや日産自など自動(dòng)車関連株に連想売りも出回った。取引時(shí)間中に1萬(wàn)8000円を下回るのは9月15日以來(lái)。その後も続落し、同300円超安の1萬(wàn)7700円臺(tái)で推移している。

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中國(guó)の景気減速をきっかけとした世界経済の失速懸念が市場(chǎng)を覆い、運(yùn)用リスクを避ける動(dòng)きが高まっている。中國(guó)メディアの財(cái)新と英マークイットが23日発表した中國(guó)の9月の中國(guó)製造業(yè)購(gòu)買擔(dān)當(dāng)者景気指數(shù)（PMI）が、6年半ぶりの水準(zhǔn)に落ち込んだこともコマツ、日立建機(jī)など中國(guó)関連銘柄の売り材料になっている。外國(guó)為替市場(chǎng)で円の対ドル相場(chǎng)が円高基調(diào)となっているため、輸出関連株が売られている。 （八牧）

■筆者プロフィール：八牧浩行

1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長(zhǎng)、常務(wù)取締役編集局長(zhǎng)等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國(guó)、アフリカ、中東、アジア諸國(guó)を取材。英國(guó)?サッチャー首相、中國(guó)?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會(huì)見。東京都日中友好協(xié)會(huì)特任顧問。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國(guó)危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國(guó)為替ハンドブック」など。趣味はマラソン（フルマラソン12回完走＝東京マラソン4回）、ヴァイオリン演奏。