黃河の環(huán)境守る“手榴弾”？日本からの借款で新型汚水処理場を建設(shè)―甘粛省蘭州市

2007年10月12日、甘粛省蘭州市に汚染が深刻な黃河の水質(zhì)浄化の切り札と期待される、「七里河安寧汚水処理場」が完成、テスト運用が始まった。

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主設(shè)備の鋼製卵型消化槽は、アジア最大規(guī)模となる8000立方メートルの容積を誇る。その形から通稱は“手榴弾”。処理場の面積は15．1ヘクタールで、建設(shè)費総額は3億9700萬元(約63億円)。うち1億1900萬元(約19億400萬円)が日本政府からの借款でまかなわれている。

甘粛省では黃河の水質(zhì)改善プロジェクトが進行中。現(xiàn)在、蘭州市で1日あたり50萬トンの排水が発生しているが、そのうち浄化処理されるものはわずかに15萬トン。殘りは未処理のまま黃河に垂れ流されているという。新しい汚水処理場の稼動で処理能力の大幅な向上が期待されている。（翻訳?編集/KT）