2015年9月28日、月の巖石以外に人類(lèi)が手にしている唯一の地球外巖石は隕石だ。これはまさに、「天からの授かりもの」と呼べる。南極は地球上で、最も多くの隕石が集まる大陸だ。中國(guó)は1998年より、南極のグローブ山で隕石調(diào)査を6回実施しており、1萬(wàn)2035個(gè)の隕石を収集した。中國(guó)が保有する南極の隕石の數(shù)は、日本と米國(guó)に次ぐ3位となっている。新華網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)南極隕石専門(mén)家委員會(huì)隕石分類(lèi)作業(yè)チーム長(zhǎng)、桂林理工大學(xué)地球科學(xué)學(xué)院副院長(zhǎng)の繆秉魁（ミャオ?ビンクイ）教授は、このほど上海市で開(kāi)かれた2015年中國(guó)極地科學(xué)學(xué)術(shù)年次総會(huì)に出席した際に、「隕石は太陽(yáng)系の形成と変化の過(guò)程における、異なる段階に殘された『化石』だ。これは太陽(yáng)系の起源から小惑星の集結(jié)、惑星の形成と変化に至るすべての歴史を記録している。乾燥しており、清潔で極寒の地である南極大陸は、隕石の保存に非常に適している」と述べた。

南極の隕石という科學(xué)資源を充分に活用するため、中國(guó)極地研究センターは「隕石バンク」およびネットワーク共有プラットフォームを設(shè)置し、これまで2695個(gè)の隕石を、國(guó)內(nèi)外の専門(mén)家にサンプルとして公開(kāi)している。南極の隕石の基礎(chǔ)的な分類(lèi)作業(yè)も展開(kāi)されており、分類(lèi)の秩序と基準(zhǔn)の制定をほぼ終えている。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/YF?編集/武藤）