2015年9月29日、環(huán)球時報(bào)は、米國で開かれた國連サミットでの習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席の発表について、各國の反応を伝えた。

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習(xí)國家主席は國連サミットに出席した際、発展途上國への支援に向けた「南南協(xié)力援助基金」を設(shè)立すると発表。手始めに20億ドル（約2400億円）を拠出する計(jì)畫で、このほか、2030年までに後発開発途上國への投資を120億ドル（約1兆4440億円）にすることを目標(biāo)に掲げた。さらに、國連本部で「世界女性サミット」を開催し、女性の地位向上を目指す國連組織「UNウィメン」に1000萬ドル（約12億円）を提供すると続けて発表した。

これに対しシンガポールのザ?ストレーツ?タイムズ紙は、中國の援助額が歐米諸國に比べ依然として少ないと指摘し、米紙クリスチャン?サイエンス?モニターは、「中國が援助する國の多くが、政治的や経済的な理由から歐米が避けている國。中國はこうした國に援助することで政治的な主導(dǎo)権を獲得し、自國の安価な商品を販売したいと考えている。中國の援助は自國が一番利益を得られる」と報(bào)じた。

否定的な報(bào)道がある一方で、ドイツのテレビ報(bào)道では、発展途上國への支援に続き「UNウィメン」への援助を発表した中國を國連が稱賛したと報(bào)道。さらに、ジンバブエメディアは米中が協(xié)力関係を示したことはアフリカにとって有益だと歓迎。これに対し英?BBCは、習(xí)國家主席が演説する際、會場に空席がないほどアフリカ諸國のメディア関係者から注目を集めていたと伝えている。

このほか、シンガポールのザ?ストレーツ?タイムズ紙によると、中國のファーストレディー?彭麗媛（ポン?リーユエン）夫人への注目度も高かった。シンガポールメディア「Asia One」は、「彭夫人は勝利者の風(fēng)格を漂わせていた」とファッションを評価している。（翻訳?編集/內(nèi)山）