Record China 2015年10月1日(木) 12時55分
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29日、フォルクスワーゲン(中國)は今月26日夜、「輸入されたティグアン(Tiguan)1946臺は排ガス問題の対象になる可能性がある」という聲明を発表した。資料寫真。
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2015年9月29日、第一財経日報によると、先日明るみになったドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のディーゼルエンジン車排ガス試験不正問題を受け、フォルクスワーゲン(中國)は26日夜、「國內(nèi)の合弁企業(yè)が生産?販売するすべての製品は、今回の事件と無関係だが、輸入されたティグアン(Tiguan)1946臺は排ガス問題の対象になる可能性がある」という聲明を発表した。
【その他の寫真】
世間を大きく賑わしている排ガス不正事件は米國から歐州に拡大し、最後に中國にも波及している。問題発覚初期には歐州の株価に影響を與え、フォルクスワーゲンの時価300億ユーロ(約4兆円)が水の泡と化した。今回の事件により、80年近い歴史を有する大手企業(yè)は大きな傷を負っただけでなく、輝きを放ってきた「メイド?イン?ドイツ」というゴールデンブランドは消費者の心に暗い影を落としている。
これは歐米諸國で起きた事件だが、アジアでも今年大きな不正事件が発覚している。日本最大の半導(dǎo)體製造メーカー?東芝は今年、7年間にわたる不正會計が発覚、その水増し額は1562億円に達し、140年來最も深刻な苦境を迎えた。その不正は東芝のコア競爭力の衰退を反映するものであった。このスキャンダルの発覚後、東芝株価は3割暴落した。
フォルクスワーゲンも東芝も、數(shù)十年ないし百年以上の時をかけて世界の敬意を集めるブランドとなり、國の製造業(yè)を支える模範的企業(yè)に成長した。彼らは製品の質(zhì)、企業(yè)ガバナンスに関して豊富な経験があり、企業(yè)制度も充実しているにも関わらず、信じ難い致命的な過ちを犯してしまった。なぜそうなってしまったのか。中國企業(yè)はじっくりと學(xué)ぶ必要がある。
どれほど素晴らしい業(yè)績を挙げても、一旦信頼を失えば、たとえ世界的企業(yè)であろうと大打撃は避けられないということだ。もし技術(shù)力不足による手違いであれば、人々の許しを得られたかもしれないが、主観的捏造であれば消費者の理解を得ることは難しい。ある企業(yè)の製品品質(zhì)が疑われた場合、挽回には數(shù)年どころか挽回のチャンスすら與えられないときもある。米エンロン社は不正発覚後倒産という運命を辿っている。
また、不正の背景には技術(shù)力や企業(yè)ガバナンスに問題があることもあり、かつて勢いのあった企業(yè)でも、日増しに競爭が激化するグローバル市場では、果敢に前進し、絶えずイノベーションしなければ、その競爭力は維持できなくなる。不正によるその場しのぎの運営によって一時的に利益を生み出したとしても、遅かれ早かれ真相は暴かれる。フォルクスワーゲンが不正をしなければ、業(yè)績は思わしくなくともブランドに傷がつくことはなかったし、東芝も不正をせず早い段階で再建を進めていれば、7年間で勢いを取り戻すことができたかもしれない。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/IM?編集/武藤)
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