重慶市が「抗日戦爭跡地保護利用規(guī)則」を発表=保護責任の明確化で教育、宣伝、観光に活用―中國メディア

Record China    2015年10月1日(木) 13時24分

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29日、重慶市文化委員會は、抗日戦爭跡地の保護と利用に関する規(guī)則「重慶市抗日戦爭遺址保護利用弁法」を発表した。戦爭の跡地の保護と利用について責任を定めたもので、違反者は処罰される。寫真は重慶大爆撃犠牲者の記念碑。

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2015年9月29日、重慶市文化委員會は、抗日戦爭跡地の保護と利用に関する規(guī)則「重慶市抗日戦爭遺址保護利用弁法」を発表した。戦爭の跡地の保護と利用について責任を定めたもので、違反者は処罰される。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

その他の寫真

今回の措置により、市、區(qū)、県などの指導者の責任が明確化され、跡地のランドマークや區(qū)域の保護利用の規(guī)則が定められた。また、保護責任者が通知書や技術的手順に沿って跡地を修繕、管理するよう定めている。

また、跡地の保護を徹底するため、重慶市は「重慶市抗日戦爭遺址リスト」を作成し、保護対象を明確化、各跡地について保護の範囲や建築規(guī)制を定めた。

同規(guī)則では跡地での展示館、博物館の開設を奨勵しており、観光部門が抗日戦爭にまつわるルートやサービス、お土産などの開発を進めることになる。地図や公共交通機関、道路標識にも跡地の情報を盛り込むことを求めている。また、抗日戦爭に関する愛國教育や宣伝、研究を行い、跡地保護による成果を積極的に利用して抗日戦爭文化を広めることを奨勵している。

保護や利用責任を履行しない、環(huán)境を破壊するなどの行為があった場合は厳しく責任を追及することが定められている。市の関係部門が定期的に保護狀況を評価し、その結果を公表する。

戦時中、國民政府臨時首都が置かれていた重慶市には抗日戦爭跡地が395カ所あり、中國で最大級の規(guī)模を持つ。2017年までに50カ所を修繕する見込みで、今年は重點地區(qū)20カ所で修繕と展示が行われるという。(翻訳?編集/岡本悠馬)

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