ゴミの引き上げ作業(yè)の“成果”?　これでは「長江」がかわいそう

2006年7月4日、湖北省（こほくしょう）宜昌（イーチャン）にある葛洲（グァーチャオ）ダムの上流で、建築機電分公司の従業(yè)員たちが川に浮かぶゴミの引き上げ作業(yè)を行った。ゴミ大量発生の原因は、6月に入ってから長江上流域で大雨が降り続き、その影響で洪水が発生、およそ10?20萬m3の浮遊物が流されてきたため。毎年、雨期になると長江にゴミが浮遊するという光景を目にするが、大規(guī)模な清掃作業(yè)が実施されたのは今回が初めてのこと。

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これは、三峽ダム本體の完成を受けて、ダムの電気設(shè)備の安全運転および船舶の安全運航を守るため、政府主導(dǎo)のもと「長江保護運動」が推進されるようになったため。今回のゴミ引き上げ作業(yè)もその一環(huán)として行われたもので、建築機電分公司は、長江流域にある三峽ダムの建設(shè)を擔(dān)當(dāng)した長江三峽水電工程有限公司の子會社にあたる。しかし、この「長江のゴミ問題」、廃棄物規(guī)制など、一朝一夕には解決できない多くの課題を抱えている。根本的な解決をみるには、まだまだ時間を要するだろう。なお、電力、水運の発展、洪水の抑制などを目標(biāo)とした、三峽ダムの全計畫は2009年に完成を予定している。