2015年10月7日、環(huán)太平洋経済連攜協(xié)定（TPP）締結(jié)交渉が大筋合意に達(dá)したことについて、協(xié)定參加國(guó)の日米や不參加の中韓のネットユーザーからはさまざまな意見(jiàn)が寄せられている。

【その他の寫(xiě)真】

TPPは日米豪加を含む12カ國(guó)の貿(mào)易に関するルールや関稅撤廃を目指したもので、このほど大筋合意した。世界経済に占める割合は約4割。オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)は聲明で「中國(guó)のような國(guó)に世界経済のルールを書(shū)かせるわけにはいかない。我々がルールを書(shū)き、米國(guó)製品の新たな市場(chǎng)を開(kāi)くべきだ」と指摘。安倍首相も「日本のみならず、アジア太平洋の未來(lái)にとって大きな成果だ」と強(qiáng)調(diào)した。

TPP交渉に參加していない中國(guó)と韓國(guó)は今年6月、TPPに対抗する形で、アジアの経済統(tǒng)合の核となる自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）に署名し、年內(nèi)発効を目指している。中國(guó)は中國(guó)抜きのTPP交渉を強(qiáng)く警戒する一方、韓國(guó)は是非については検討中ながらも參加に向けた協(xié)議入りを表明している。

中國(guó)のネットユーザーからは合意報(bào)道について、「TPPって結(jié)局何？」「中國(guó)の指導(dǎo)者がTPPについて語(yǔ)るのを聞いたことがない」と“情報(bào)不足”を示す聲が出ているほか、「中國(guó)は自らのルールを構(gòu)築すべきだ」「中國(guó)はTPP參加を考えないほうがよい。周辺國(guó)と個(gè)別のFTAを結(jié)び、ロシアや歐州連合（EU）との関係を作って自分の道を歩むべきだ」と政府方針を支持するコメントも見(jiàn)られた。

これについて日本ネットからは「中國(guó)のコメントを見(jiàn)ると、TPPについて中國(guó)では何も報(bào)道されていないことが分かるな」との受け止めがあるほか、「少なくともTPP関係國(guó)との貿(mào)易では中國(guó)が限りなく不利な立場(chǎng)に立たせられることになる」などの見(jiàn)方が寄せられている。また中國(guó)ネットで「アジアインフラ投資銀行（AIIB）が揺さぶられる」との聲があったことについて、「TPPが妥結(jié)する、しないに関わらず、AIIBは完全に暗礁に乗り上げている」との見(jiàn)方が示された。

微妙なのは、國(guó)內(nèi)で「環(huán)太平洋経済同盟の落後者になるかもしれない」「一刻も早くTPPに參加するべきだ」などの聲が出ている韓國(guó)だ。しかし、ネットユーザーの間では「TPPに參加すれば、中國(guó)とのFTAが臺(tái)無(wú)しになってしまう」「米國(guó)はいつも日本の味方」「韓國(guó)は中國(guó)と協(xié)力すればいい」とTPP參加に反対する意見(jiàn)が強(qiáng)そうだ。米國(guó)ネットでも意外と「これで米國(guó)の雇用はさらに失われていくことになる」「経済における不正と大企業(yè)の権力がますますはびこることになる」など批判的なコメントが目立った。（編集/長(zhǎng)澤）