人民元、円を抜き世界4位の決済通貨に=100カ國超が活用―中國紙

Record China    2015年10月11日(日) 11時0分

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8日、人民元は8月に日本円を抜き、世界で4番目の決済通貨になった。寫真は人民元。

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2015年10月8日、人民元は8月に日本円を抜き、世界で4番目の決済通貨になった。國際銀行間通信協(xié)會(SWIFT)がこのほど提供した最新のデータによると、価格を計算したところ、人民元は8月に円を抜き、米ドル、ユーロ、英ポンドに次ぐ世界4位の決済通貨になった。京華時報が伝えた。

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SWIFTは世界の銀行間の非営利協(xié)力機(jī)関であり、國際金融業(yè)務(wù)にサービスを提供するとともに、決済通貨報告を定期的に発表している。SWIFTのデータによると、元は現(xiàn)在、決済通貨ランキングでドル、ユーロ、ポンドに次ぐ4位となり、ドルのシェアは44.8%、ユーロは27.2%、ポンドは8.5%。

今年8月の決済市場における人民元のシェアは2.79%に上昇し、過去最高を更新した。14年1月は1.39%で、約2年でシェアは倍増したことになる。価格で計算すると、世界の人民元建て決済価格は8月に前年同月比9.13%増加した一方、全決済通貨の決済価格は同8.3%減少した。8月末現(xiàn)在、人民元を決済通貨として利用する國は100カ國を超え、決済価格の90%を10カ國が擔(dān)い、トップはシンガポールの24.4%、次は英國の21.6%だった。

SWIFTは、「今年8月、人民元を決済に利用した海外での取引件數(shù)は同50%増加し、前月比では20%増加し、初めて一月で100萬件を超えた。中國人民銀行(中央銀行)が人民元の大幅切り下げを主導(dǎo)したことが原因と考えられる」と指摘。

中國人民大學(xué)の李義平(リー?イーピン)教授(経済學(xué))は、「人民元の利用量がここ數(shù)年、増加を続けており、人民元はすでに世界で多く取引される通貨のひとつになった。

8月に人民銀が人民元基準(zhǔn)値価格決定メカニズムを調(diào)整し、人民元レート形成メカニズムにおいて市場がより大きな役割を発揮するよう誘導(dǎo)したことが、8月に人民元の利用率が大きく変化した原因のひとつと考えられる」と述べた。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/武藤)

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