2015年11月5日、日系企業(yè)の対中國投資が減り、拠點(diǎn)を中國から東南アジアに移す企業(yè)もあるというニュースを最近よく耳にする。では、実際の狀況はどうなっているのだろう？日系企業(yè)は中國事業(yè)や中國市場をどのように見ているのだろう？ジェトロ（日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)）北京事務(wù)所はこのほど、中國の日系企業(yè)數(shù)十社を?qū)澫螭苏{(diào)査を?qū)g施し、「日系企業(yè)の中國事業(yè)の現(xiàn)狀と展望」という報(bào)告書をまとめた。経済日?qǐng)?bào)が伝えた。

【その他の寫真】

同事務(wù)所の田端祥久所長は、「日本の経済界、企業(yè)界は依然として中國に非常に注目し、重視している。當(dāng)機(jī)構(gòu)のウェブサイトは世界各國、各地域の経済情勢(shì)や投資環(huán)境などの情報(bào)を提供しているが、アクセス數(shù)の統(tǒng)計(jì)を見ると、長年、中國の情報(bào)へのクリック數(shù)がトップの座を守っている。2014年は、530萬回のアクセスがあり、うち中國に注目するアクセスが39萬1000回あった。中國の情報(bào)のクリック數(shù)がトップで、注目度が最も高い」と説明する。

日系企業(yè)の対中國投資の進(jìn)展について、田端所長は「13年の第三四半期（7?9月）以降、日系企業(yè)の対中國投資の減少に歯止めがかかった。數(shù)年前と比べると、低水準(zhǔn)を徘徊しているが中國に派遣された日本人の駐在員や日系企業(yè)の中國エリアの責(zé)任者は、中國における事業(yè)拡大に積極的な姿勢(shì)を示している。近年、各四半期の実際の投資額も平均10億ドル（約1200億円）ほどと、09年や10年と同じ水準(zhǔn)になっている。今年6?8月、當(dāng)事務(wù)所は、日系企業(yè)35社を調(diào)査し、ほとんどの企業(yè)が、中國経済は安定して成長するとの見方を示した」と説明した。

今後の日系企業(yè)の中國事業(yè)に対する姿勢(shì)については、ジェトロが得た回答22件のうち、15件が「対中國投資を拡大する」とし、「現(xiàn)狀維持」は7件にとどまった。そして、多くの企業(yè)が「中國は依然として重要な戦略投資地域。ポテンシャルが巨大な市場で、事業(yè)チャンスを積極的に探し、中國の企業(yè)への投資を拡大する」と回答した。

田端所長は、「結(jié)果を分析すると、引き続き対中國投資を拡大する企業(yè)は主に、食品業(yè)や製造業(yè)、自動(dòng)車など運(yùn)輸機(jī)械設(shè)備業(yè)、化學(xué)?醫(yī)薬品業(yè)などに集中していることが分かる。これらの業(yè)界は近年、中國での販売量が最も多い。つまり、日系企業(yè)の中國事業(yè)は加工貿(mào)易から、中國での製造?販売という成長戦略に舵を切っているということだ。反対に、完全加工貿(mào)易型の業(yè)界、例えば、繊維業(yè)やアパレル製造業(yè)などは現(xiàn)在、生産拠點(diǎn)を中國から東南アジアに移している」と分析した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KN?編集/武藤）