2015年10月15日、バリ島からロサンゼルスに向かう飛行機(jī)の機(jī)內(nèi)で臺灣の女性が出産したことが、中國のネット上で大きな話題になっている。

【その他の寫真】

成都商報によると、離陸から6時間後、女性が突然破水し、客室乗務(wù)員に「産まれそう」と告げた。同便に乗り合わせた臺灣人醫(yī)師の協(xié)力で、女性は無事出産。予定日よりも8週間早かったという。

飛行機(jī)內(nèi)で出産したというケースは比較的まれだが、中國で話題になった理由は別にあった。それは、女性が出産した際、飛行機(jī)が米國の領(lǐng)空內(nèi)にあったため、赤ちゃんに米國籍が與えられること。中國版ツイッターでは「上空で出産し米國籍取得」が検索ワードランキングで4位まで浮上した。

ネットユーザーからは、「タイミング良く生まれたもんだ」「うらやましい…」「臺灣は二重國籍が取得できる」「グリーンカード（永住権）が簡単に手に入ったな」「もともとロサンゼルスで産もうとしてたんじゃないの？」「2カ月も早く産まれたんだからそれはないんじゃない？」「米國籍持ってたらすごいのか？」「米國籍なんて全然うらやましくないわ！」など、國籍に関するコメントが相次いだ。

中國では、政治、環(huán)境、教育、食の安全などの面から海外への移民を希望する人も多く、そうした事情を反映していると言えるだろう。（翻訳?編集/北田）