2015年10月26日、環(huán)球時(shí)報(bào)は複數(shù)の海外メディアの報(bào)道を引用し、今月から始まる予定だったマレーシアの中國(guó)人観光客向けビザ緩和措置に混亂が生じている様子を報(bào)じた。

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マレーシアのナジブ首相は先月14日、中國(guó)の団體観光客を?qū)澫螭趣筏骏鹰睹獬胫盲虬k表。期間は今月1日から來年3月末までとしていたが、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は25日付でこの措置が適用された中國(guó)の旅行団は今のところいないと指摘、政府內(nèi)部での意見の対立が伝えられており、マレーシアメディアは「緩和措置を推し進(jìn)めたい観光當(dāng)局に対し、內(nèi)政省に所屬する移民局は國(guó)家の安全を理由に反発」と報(bào)じている。

現(xiàn)地メディアによると、移民局責(zé)任者は20人以上の中國(guó)人団體客に限ってビザの免除を認(rèn)める考えを示しているが、観光當(dāng)局は措置の対象となる人數(shù)を20人から3人に引き下げるよう要求?！干偃藬?shù)の団體客にビザ免除が認(rèn)められなければ中國(guó)人観光客の減少につながりかねない」との危機(jī)感を示し、今年上半期の中國(guó)人観光客が昨年同期より10萬(wàn)人少ない約75萬(wàn)人であるのに対して近隣のインドネシアを訪れた中國(guó)人客は4％増えたことなどを指摘している。さらに、ビザ免除が実現(xiàn)に至っていない原因についても観光當(dāng)局と內(nèi)政省の意見に食い違いがみられている。

マレーシアは昨年、海外からの観光客誘致目標(biāo)として2800萬(wàn)人を掲げたが、実際は延べ2740萬(wàn)人にとどまった。中國(guó)人観光客の減少がその主な原因と指摘されている。（翻訳?編集/野谷）