2015年10月26日、韓國?ニュース1によると、このほど開かれたショパン國際ピアノコンクールで韓國のチョ?ソンジンさんが1位に輝いたが、最終審査でチョさんに最低點の1點を付けた審査員がいたことが判明し、韓國で話題を集めている。

【その他の寫真】

ポーランド?ワルシャワにある同コンクール?yún)f(xié)會は、18?20日（現(xiàn)地時間）に開かれた第17回大會の採點表を23日（同）公表した。これによると、チョさんは最終審査で17人の審査員のうち14人から9または10點（10點満點）の評価を獲得し優(yōu)勝したが、1人は最低點の1點を付けていたことが分かった。殘る2人はそれぞれ8點、6點と評価した。最終審査では、各審査員は出場者の1人にのみ10點満點を付けることができる。

チョさんに辛口の評価を下した審査員は、フランスのピアニスト、フィリップ?アントルモン氏。氏は最終審査以前の本選でも、審査員の中で唯一、チョさんに対し次選考への進出を不適とする「no」の判定を下していたことから物議を醸している。一部では「チョ?ソンジンが師事するミシェル?ベロフとの確執(zhí)が影響した」との推測まで出た。

アントルモン氏は、チョさんが通う仏パリ國立高等音楽院出身、ピアニストのほか指揮者としても活動し、オーストリア?ウィーン室內(nèi)管弦楽団では指揮者?音楽監(jiān)督を30年にわたり務(wù)めた。

この報道に韓國のネットユーザーからは「露骨な人種差別だ」「何様のつもり？」「音楽的な感覚や才能がまったくない人を?qū)彇藛Tにしてしまったんだ」など憤りのコメントが數(shù)多く寄せられ、ピアノ専攻だというユーザーからは「5點満點のコンクールでも、最低3點は付ける。1點は明らかに差別だ」との聲があった。

また他には、「（ソチ冬季五輪の）キム?ヨナのことを思い出した」「1點を付けられても優(yōu)勝したなんて、さらにすごい」「審査員によって考えが違うことはあり得るけど、いくら何でも1點はひどいのでは？」「1の後に0を付けるのを忘れたんだよ」などのコメントが寄せられた。（翻訳?編集/和氣）