2015年10月26日、中國と韓國の外交部はそれぞれ、韓國の首都ソウルで翌月1日に日中韓首脳會(huì)談が行われることを発表した。同日には日中首脳會(huì)談、翌2日には日韓首脳會(huì)談も行われることで調(diào)整がついている。中國共産黨系新聞?環(huán)球時(shí)報(bào)は28日の記事で、「日中韓首脳會(huì)談は、日本が中韓両國と歴史認(rèn)識(shí)や領(lǐng)土問題で紛糾していたため長く中斷していた」と報(bào)じ、また、日本側(cè)からの発表が出遅れたことについても原因を追究し、「日本はあまり気乗りがしていないようだ」と報(bào)じている。

【その他の寫真】

中韓との首脳會(huì)談実現(xiàn)をアピールし続けてきたはずの日本が、今回の會(huì)談実現(xiàn)を遅々として発表しなかったのはなぜなのか。環(huán)球時(shí)報(bào)の記者が27日、外務(wù)省を取材したが、その回答は何とも歯切れの悪いあいまいなものに終始したという。一部ではこの理由として、日本が日中韓自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）の交渉加速に対し、食指が動(dòng)かないからだとされている。

これについてドイツのある識(shí)者が環(huán)球時(shí)報(bào)に語ったところによると、日中韓FTA締結(jié)で最も利を得るのは日本であり、アジアが世界経済のイニシアチブをとるためにも実現(xiàn)は不可欠だとしている。日本がもし中國に対抗する意図でこれを阻止するなら、むしろ負(fù)け組になるのは日本だと指摘している。（翻訳?編集/愛玉）