2015年10月27日、中國をはじめ數(shù)カ國間で領(lǐng)有権爭いとなっている南沙諸島（英語名：スプラトリー諸島）海域を、米海軍のイージス駆逐艦「ラッセン」が航行した。中國は自國領(lǐng)土と主張する人工島の12カイリ（約22キロ）內(nèi)にラッセンが進入したとして駐中國米大使に強く抗議、「主権を脅かすものだ」として強く非難するとともに、ミサイル駆逐艦によってラッセンに対する追跡?警告を行った。米國側(cè)は國際法にのっとった自由航行を主張し、今後も同海域の航行を継続すると言明している。

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これについて中國共産黨新聞?環(huán)球時報（電子版）は27日付でアンケートを?qū)g施。「中國にとって最善の対応は？」と問いかけ、28日午後3時時點で3084人の回答を集めている。うち、78％にあたる2412人が「直ちに反撃する」と回答し、殘り22％にあたる672人が「冷靜に対処する」と回答している。およそ8割が米國の行動に反感を抱いているという結(jié)果になった。

ところが、米國営放送ボイス?オブ?アメリカ（VOA）の電子版が同日に行ったアンケートでは、正反対の結(jié)果が出ている。「米イージス駆逐艦?ラッセンが中國領(lǐng)海に侵入したことについて、どう思いますか？」との質(zhì)問に、28日午後3時時點で972人が回答を寄せ、うち28．6％にあたる278人が「米國は中國の主権問題に挑戦を叩き付けた」、68．0％にあたる661人が「米國は國際法上で謳われている航行の自由を行使しただけ」、3．4％にあたる33人が「この問題に関心がない」と回答した。およそ7割が「米國の行動は國際規(guī)範に即したもの」と考えていることになる。このアンケートでは、回答者の國籍は中國とは限らないが、アンケート自體は中國語で行われたため、回答者は少なくとも高度な中國語を解すると特定できる。（翻訳?編集/愛玉）