2015年10月29日、中國では2008年のメラミン混入粉ミルク事件以來、國産粉ミルクへの不信感が根強(qiáng)く、海外の粉ミルクを求める人も多い。今年2月の舊正月連休前には、粉ミルクを買う中國人観光客が多く現(xiàn)れると予想したドイツのスーパーが、中國人の買い占めを防ぐために商品にカギをかけ、中國語で「粉ミルク販売しません」と書いた紙を貼り出した。こうした現(xiàn)狀に、中國の史明徳（シー?ミンダー）駐獨(dú)大使が苦言を呈している。

【その他の寫真】

史大使は、「幼児が飲む粉ミルクを全て外國に頼るべきではない。中國の巨大な需要には世界も対応できない。この現(xiàn)狀の根本的な原因は明白。それは食品の安全が保障されず、中國企業(yè)が信用を失っているからだ。中國の企業(yè)が庶民の信頼を獲得するためには、最低限のモラルを持つ必要がある」と中國メディアの取材に語った。（翻訳?編集/內(nèi)山）