2015年10月29日、日本に留學(xué)して1年になる小樹(shù)さん（20）は今年4月から、中國(guó)のポータルサイト「百度（バイドゥ）」が運(yùn)営するコミュニティーサイト「貼［口巴］（ティエバ）」で留學(xué)生活を伝えている。「日本に溶け込んだ私」という書(shū)き込みには、6萬(wàn)件のコメントが寄せられた。小樹(shù)さんは當(dāng)初、「自分は怠け者で、遊ぶのが好き。同じことを繰り返す生活が好き」と書(shū)き込んでいたものの、留學(xué)した1年、學(xué)校に通いながらアルバイトして生活費(fèi)120萬(wàn)円を稼いだ奮闘記をこつこつと投稿している。北青網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

小樹(shù)さんによると、アルバイトの中で最も苦労したのは焼き肉屋。皿洗いは、まず手で洗い、その後機(jī)械で洗い、それでも汚れが取れていない場(chǎng)合はもう一度手で洗い、各種お皿を十?dāng)?shù)分以內(nèi)にそれぞれの場(chǎng)所に戻しておかなければならなかった。しばらくすると、焼き肉屋で調(diào)理を擔(dān)當(dāng)するようになり、1日に8時(shí)間以上立つ日々が続いた。午後4時(shí)半から11時(shí)までは、休んだり食事を取ったりする暇もない。調(diào)理が終わると再び皿洗いをして家に帰る。その焼き肉屋はチェーン店が4軒あり、忙しい店があるとそこに行かされた。そんなに忙しい中でも投稿は続け、「お金を稼ぐのはたいへん。みんなしっかり勉強(qiáng)して、社長(zhǎng)になろう！」とネットユーザーを激勵(lì)している。

小樹(shù)さんは日本での生活の様子を投稿するほか、休みの時(shí)にはネットユーザーとオンラインゲームを楽しんだり、留學(xué)に関するネットユーザーの疑問(wèn)に答えるため、自分が見(jiàn)たり聞いたり、経験したりしたことを投稿している?！赋酩幛仆陡澶筏埔越?、ネットユーザーからの多くの激勵(lì)を受けた。一人で外國(guó)で暮らしていると、困惑してどうすれば良いのか分からなくなる時(shí)も多々ある。學(xué)校に通いながら、アルバイトもして、たいへんな生活の様子ばかりを投稿している。ここはストレスを発散する場(chǎng)所で、慰めが得られる」と話した。

小樹(shù)さんは、新しい留學(xué)生の留學(xué)手続きを手助けし、お化け屋敷のような寮への引っ越しを手伝ったことや、日本のハロウィンは中國(guó)より盛り上がり、街中にたくさん仮裝している人がいることなどを伝えているほか、日本のメイドの畫(huà)像をアップするためにメイド喫茶に行き、メイド姿のスタッフと寫(xiě)真を撮り、「寫(xiě)真を一緒に撮ってもらうだけで500円もした。高い」と「苦情」の投稿をしたりもしている。

小樹(shù)さんの投稿は1萬(wàn)人以上のネットユーザーから注目され、「気持ちがこもっている」「人情がある」「夢(mèng)がある」などと評(píng)価されている。中には、日本に旅行に行った際、小樹(shù)さんに連絡(luò)するネットユーザーもおり、小樹(shù)さんは無(wú)料でそのネットユーザーを家に泊めてあげたという。そのことが投稿されると、日本に遊學(xué)する學(xué)生からも連絡(luò)があり、さまざまな地域の友達(dá)ができた。小樹(shù)さんは「僕の投稿がどうしてこんなに人気なのか分からない」と困惑するものの、「投稿を通してたくさんの人が日本のことを知ってくれてとてもうれしい。投稿を見(jiàn)て日本に來(lái)たネットユーザーなら、誰(shuí)でも僕に連絡(luò)してほしい」と述べた。

小樹(shù)さんは、映畫(huà)「後會(huì)無(wú)期（The Continent）」のセリフ「世界中を見(jiàn)たこともないのに、どこから『世界観』が來(lái)るのか？」が好き。旅行者一號(hào)は、孤獨(dú)な飛行を37年間し、太陽(yáng)系の外ばかり見(jiàn)ていた。留學(xué)は実家から遠(yuǎn)く遠(yuǎn)く離れる旅のよう。留學(xué)は決して珍しいことではなく、場(chǎng)所を変えて生活を楽しんでいるだけと考えている人も多いが、小樹(shù)さんは留學(xué)した動(dòng)機(jī)について、「もっと高いプラットホームに立ち、より優(yōu)秀な人と一緒に生活したいと思った。獨(dú)立して異國(guó)の地で自分を輝かせ、自分の価値を証明したかった。また、大きな世界を見(jiàn)て、若いうちにいろんなことを感じ、違った未來(lái)を體験したかった」とつづっている。

ネットユーザーの大きな反響を受け、小樹(shù)さんはこれからも毎日決まった時(shí)間にアルバイトなど留學(xué)生活を?qū)g況中継することを決めた?！袱长长亲苑证纬砷L(zhǎng)を記録すると同時(shí)に、もっと多くのネットユーザーと一緒に美しく、一味違う世界を感じたい」と語(yǔ)る。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/武藤）