空も地面も真っ黒！カトリック教の聖地でヌカ蚊が大量発生―山東省済南市平陰県

2007年10月23日午後、山東省済南市平陰県にあるカトリック教の聖地?胡荘聖母山の山頂部で、數(shù)百萬匹のヌカ蚊が異常発生した。胡荘聖母山は、中國におけるカトリック教聖地の一つとして、古くから多くの信者が巡禮をする場所である。

【その他の寫真】

空中が黒ずんで見えるほど大量のヌカ蚊が飛び回る山頂では、訪れた観光客や巡禮者の目や鼻を攻撃され、息ができないほどの狀態(tài)だという。地面にはヌカ蚊が約2mmの厚さまで積もり、それを狙ってテントウムシまでも大量に集まってきている。これほど大量の昆蟲が「ご光臨」したのは前代未聞で、現(xiàn)地に長年住む人々も驚きと戸惑いがかくせない。

このヌカ蚊、ヌカ粒のように小さいことからヌカ蚊（和名）と命名された。體長は3mmほどで體は黒褐色。通常は暗く、濕気のあるところに生息し、早朝と夕方に活動する。気溫25?30℃の條件で繁殖する。今回の大量発生は、秋に入り溫度?濕度ともにヌカ蚊の繁殖に適していたためとみられている。（翻訳?編集/YO）