2015年11月3日、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院アジア太平洋?グローバル戦略研究院の高程（ガオ?チョン）研究員は、ロシアメディアに取材に応じ、日本、中國(guó)、韓國(guó)が1日の3カ國(guó)首脳會(huì)談で、交渉が難航している日中韓自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）の交渉を加速することで一致したことについて、「FTA交渉がまとまれば3カ國(guó)いずれにもメリットがあり、（米國(guó)主導(dǎo)の）環(huán)太平洋経済連攜協(xié)定（TPP）が中國(guó)に與える衝撃を緩和することにつながる」との認(rèn)識(shí)を示した。中國(guó)?環(huán)球網(wǎng)がロシア通信社スプートニクの記事を引用して伝えた。

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高氏は「東アジアに歐州連合（EU）のような國(guó)を超えた地域組織が出現(xiàn)することを容認(rèn)できない米國(guó)は、日中韓にくさびを打ち込み、矛盾をつくり出し、同時(shí)にTPP交渉において日本に一定の優(yōu)遇を與えてきた」と指摘。そうした背景には米國(guó)の政治的な理由があるとし、「米國(guó)はアジア全體の主導(dǎo)権を欲している。アジアの政治、経済、軍事、安全保障を主導(dǎo)することは、米國(guó)が同地域で追及する核心的利益なのだ」と分析した。（翻訳?編集/柳川）