2015年11月3日付の韓國紙?朝鮮日報は「中國はもはやバッタもんの國ではない」とのタイトルでコラムを掲載。企業(yè)や人材、行政の能力と熱意によって、中國はかつての後進(jìn)國から韓國の地位を脅かす存在に成長していると論じた。

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記事は、中國のある大手企業(yè)で韓國投資のアドバイザーを務(wù)める韓國人弁護(hù)士に取材。この弁護(hù)士は、「最近の中國の躍進(jìn)ぶりに、韓國は夜もおちおち眠れないほどの不安にさいなまれている」と話している。

例えば、IT業(yè)界や通信業(yè)界?，F(xiàn)在、中國を代表するサーチエンジンやポータルサイトに成長した世界有數(shù)の大企業(yè)となったバイドゥ（百度）やテンセント（騰訊）は7?8年ほど前、“IT先進(jìn)國”だった當(dāng)時の韓國に學(xué)ぼうと複數(shù)の現(xiàn)地企業(yè)にコンタクトを試みたが、まったく相手にされなかったという。また、當(dāng)時の韓國企業(yè)はこうした中國の弱小新興企業(yè)がどんな事業(yè)を興そうとしているか、韓國から何を?qū)Wぼうとしているか、一切の関心を示さなかった。

同様の現(xiàn)象はスマートフォン市場でも起きた。2011年に國産スマートフォンを発表した中國の新興メーカー?シャオミ（小米）は、中國市場で最大のシェアを誇っていた韓國メーカーのサムスンにとってはとるに足らない存在のはずだった。サムスンの幹部が「たいした技術(shù)力もない弱小企業(yè)」とみなしていたこのシャオミ、14年にはサムスンを逆転して中國のスマホ市場でシェア最多を誇る企業(yè)に成長している。（15年第3四半期で、シャオミは2位、サムスンは5位圏外）

中國の多くの企業(yè)では能力主義が徹底しており、その結(jié)果、経営者層が30歳代と若く、英語が流ちょうなのは當(dāng)たり前だという。これに反して、韓國の大企業(yè)は舊態(tài)依然とした年功序列が幅を利かせ、社內(nèi)會議が形骸化しており、中國企業(yè)の動向を含めた重要な情報共有が行われていない。また、中國では企業(yè)や投資を誘致する自治體が非常に勉強(qiáng)熱心で、産業(yè)戦略が明確だ。それでも、「韓國は多くの分野で中國に先んじていますから、なんでも勉強(qiáng)させてください」と謙虛な姿勢を崩さない。こうした行政の領(lǐng)域でも、韓國は中國に押されている。

長い間、韓國人が中國に対して抱くイメージはずっと変わっていない?！笡Aくて、騒々しくて、コピー商品ばかりつくっている國」という固定観念は、中國の実際の変化を見逃してしまっている。中國はすでに多くの分野で韓國を追い越してしまっている。コピー商品どころではなく、中國製品はすでにドイツ製品の水準(zhǔn)を目標(biāo)としているのだ。韓國の政府も企業(yè)も、もう中國に対する色眼鏡を外さなければならない。中國はもうバッタもんの國ではなく、最安値で一流製品をつくりだす経済大國となったのである。（翻訳?編集/愛玉）