2015円10月30日、中國(guó)共産黨中央委員會(huì)は、これまで30年以上にわたって敷いてきた「一人っ子政策」を廃止すると発表。早くて來(lái)年からすべての夫婦が第二子まで持つことができるようになる。しかしながら、この30年間に國(guó)民を取り巻く環(huán)境は大きく変わり、その価値観も大きく変わった。中國(guó)では今や「子だくさん」は必ずしも喜ばれることではなく、「経済的に2人目を育てるのは難しい」との聲も少なくない。中國(guó)メディア?新浪（Sina）は、「成人までの子育て費(fèi)用はいくらかかるか？」を具體的に算出している。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)で最も経済的に潤(rùn)う大都市部で、子育て費(fèi)用が200萬(wàn)元（約3800萬(wàn)円）を超える都市は3都市。北京市（276萬(wàn)元）、上海市（247萬(wàn)元）、広東省深セン市（216．1萬(wàn)元）だった。この子育て費(fèi)用には教育費(fèi)と生活費(fèi)の両方が含まれる。海外と比較すると、米國(guó)の中間所得層では24萬(wàn)5300ドル（約3000萬(wàn)円）、ドイツでは12萬(wàn)4752ユーロ（約1600萬(wàn)円）、日本では3240萬(wàn)円だった（※米?獨(dú)は子供が18歳になるまで、日本は子供が大學(xué)を卒業(yè)するまでの費(fèi)用）。この3カ國(guó)では生活費(fèi)と教育費(fèi)の割合はほぼ半々となった。

記事では、中國(guó)における子育てで具體的に何がいくらかかるのか、以下のように細(xì)かく算出している。

■出産費(fèi)用―9500元（約18萬(wàn)円）

妊娠中のエコーなど各種検査費(fèi)用、サプリメントなどの栄養(yǎng)食品、マタニティ服、分娩費(fèi)用（自然分娩）など含めた総額。

■3歳までの養(yǎng)育費(fèi)―3萬(wàn)7800元（約72萬(wàn)円）

粉ミルク、おむつ、衣服など月1500元で計(jì)算。その他、玩具や知育用品を含めた総額。

■幼稚園の學(xué)費(fèi)―4萬(wàn)6800元（約90萬(wàn)円）

幼稚園の月謝が最低1000元、給食費(fèi)が月200元、その他雑費(fèi)が月100元として計(jì)算。

■小學(xué)校の學(xué)費(fèi)―6萬(wàn)3200元（約120萬(wàn)円）

義務(wù)教育と言っても、學(xué)校選択制（※學(xué)區(qū)に関係なく希望する學(xué)校を選択する）を利用した場(chǎng)合の手続き費(fèi)用がかかる。相場(chǎng)はあってないようなものだが、2萬(wàn)元として計(jì)算。また、子どもに持たせる攜帯電話の通話料?スクールバス?學(xué)童保育などで年間2000元、被服など生活の雑費(fèi)が月600元として計(jì)算。

■中學(xué)校の學(xué)費(fèi)―4萬(wàn)元（約77萬(wàn)円）

學(xué)校選択制を利用した場(chǎng)合の手続き費(fèi)用は2?5萬(wàn)元程度。公立校なら3年で3000元の雑費(fèi)、給食費(fèi)?補(bǔ)習(xí)受講費(fèi)などで、3年で6000元。電子辭書(shū)?MP3プレイヤー?パソコンなどの學(xué)習(xí)用品で數(shù)千元。

■高校の學(xué)費(fèi)―5萬(wàn)元（約96萬(wàn)円）

公立校なら學(xué)費(fèi)は學(xué)期あたり1200?1500元。雑費(fèi)は3年で5000?6000元。このころには大學(xué)受験のために學(xué)習(xí)塾にも通うことになるが、3年間で1萬(wàn)元以上かかることも。學(xué)習(xí)用品はもちろん、中學(xué)生以上にかかる。

■大學(xué)の學(xué)費(fèi)―7萬(wàn)元（約134萬(wàn)円）

學(xué)費(fèi)は4年で2萬(wàn)元程度。雑費(fèi)や仕送りで月1000元。帰省旅費(fèi)などで5?6萬(wàn)元（※中國(guó)の大學(xué)は基本的に全寮制）。大學(xué)院進(jìn)學(xué)や留學(xué)を考えるならさらに10?80萬(wàn)元かかる。（翻訳?編集/愛(ài)玉）