2015年11月8日、中國青年報によると、「中國高速鉄道の海外進出」が近年の中國ではホットワードとして定著しているが、西南交通大學(xué)の主催する「シルクロード経済ベルト?中國高速鉄道海外進出戦略サミット」が10月30日に四川省成都市で行われた。

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西南交通大學(xué)の徐飛（シュー?フェイ）校長は、海外需要の面から見ると、シンガポールなどだけでなく、習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席が提唱する「一帯一路」外交政策の対象國における発展途上國の多くが大規(guī)模なインフラ整備を必要としていると指摘。同地域の人口は44億人で世界全體の63％、経済総量は23兆ドル（約2760兆円）で同29％に達し、高速度の鉄道は最も現(xiàn)実的で経済的、信頼の置ける選択肢だと話した。

同大學(xué)経済管理學(xué)院の周國華（ジョウ?グオホア）教授は、低価格をあまり強調(diào)しすぎると、中國の高速鉄道は性能や品質(zhì)と引き替えにコストを切り詰めていると海外で誤解されかねず、長期的に見て世界的な一流のブランドを作るという點で不利に働く恐れがあると指摘した。

「一帯一路」政策を擔(dān)當(dāng)している何江川（ホー?ジアンチュワン）氏も、中國のハイエンド製造業(yè)を現(xiàn)実のものにするには、価格競爭や政策支援に頼ってばかりではなく、より先進的な技術(shù)や獨自の知的財産権こそ必要であり、周到な市場調(diào)査や綿密なコスト計算も欠かせないと述べている。（翻訳?編集/岡田）