2015年11月10日、中國外交部の洪磊（ホン?レイ）報道官は定例記者會見で、カーター米國防長官が中國とロシアを名指しして國際秩序に「挑戦」していると非難したことについて、「國際秩序は米國の誰かによって勝手に定義されるものではない」と反発した。新華網(wǎng)が伝えた。

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洪報道官は「中國は現(xiàn)行の國際體系と國際秩序の擁護者、建設(shè)者、貢獻者であり、同時にアジア太平洋地域と世界の平和と安定、國際社會の公正と正義における忠実な護衛(wèi)者でもある」と主張。

その上で「現(xiàn)行の國際秩序は國連を核とし、『國連憲章』の趣旨と原則を基礎(chǔ)とし、國際社會が共同で作り上げているものだ。その最も根本的な原則は、各國が主権と領(lǐng)土保全、內(nèi)政不干渉などを互いに尊重し合うことであり、米國の誰かによって勝手に定義されるものではない」と述べた。

カーター米國防長官は7日、中國による南シナ海での巖礁埋め立てや將來的な軍事化に強い懸念を表明し、「國際秩序の挑戦者」と批判していた。（翻訳?編集/柳川）