2015年11月12日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)によると、臺(tái)灣野黨?民進(jìn)黨の蔡英文（ツァイ?インウェン）主席のフェイスブックページに、中國(guó)人とみられるユーザーからの批判コメントが多數(shù)寄せられた問題で、中國(guó)のネットユーザーからは「五毛黨（中國(guó)共産黨のサイバー部隊(duì)）の仕業(yè)ではないか」という見方が浮上している。

【その他の寫真】

9月にフェイスブック上に中國(guó)の習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席のファンページが登場(chǎng)し、10月にはフェイスブックの創(chuàng)始者マーク?ザッカーバーグ氏が北京の清華大學(xué)で講演を行うなど、関係を深めている両者だが、中國(guó)では依然として特殊な方法を使用しないとフェイスブックにアクセスすることはできない。

しかし10日夜、「中國(guó)がフェイスブックを解禁したのでは」との憶測(cè)が飛び交う事態(tài)が発生した。臺(tái)灣?民進(jìn)黨の蔡主席のフェイスブックページに、中國(guó)からとみられる數(shù)萬件に上るコメントが寄せられたのだ。その多くが批判的なものだったが、蔡主席は「対岸のネットユーザーを歓迎する」とし、「臺(tái)灣では、時(shí)事政治に関する討論、市民活動(dòng)がここを通して行われ、それらは人々が自由に組織するものです。異なる意見、多様な聲も交流を促進(jìn)させ、より良い社會(huì)に前進(jìn)させるものです」と書き込んでいる。

これについて、中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）では、「中國(guó)からどうやってフェイスブックにアクセスするんだよ」「そもそもフェイスブックって何？」という聲が多數(shù)寄せられた。一方で、今回の件は五毛黨によるものではないかとの見方も浮上しており、「五毛黨の大群が迫っている」「“パスポート”を持ってアクセスしたんだろう」「フェイスブックにアクセスできるのは、おそらく特殊部隊(duì)だけ」といったコメントも散見された。

來年に行われる臺(tái)灣の総統(tǒng)選では、蔡主席が率いる獨(dú)立志向の強(qiáng)い民進(jìn)黨が、親中志向の國(guó)民黨に代わって政権を獲得する可能性が高いとみられている。（翻訳?編集/北田）