2015年11月15日、中國(guó)紙?參考消息（電子版）によると、日本と中國(guó)のアジアにおけるインフラ輸出競(jìng)爭(zhēng)が激しさを増している。11月下旬、日本はフィリピンの鉄道建設(shè)事業(yè)に20億ドル（約240億円）もの資金を供與する。両國(guó)間で最大規(guī)模の貸し付けとなり、アジアインフラ整備ブームが新たな段階に入ったことを象徴する事例だと伝えられている。

【その他の寫真】

アジア2大経済大國(guó)である日本と中國(guó)は、巨額を投じてアジアの新興各國(guó)に道路や港灣、鉄道などのインフラ整備を進(jìn)めようとしている。シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は、日中のこうした動(dòng)きは経済成長(zhǎng)を求める新興國(guó)にとって良いニュースであることは疑いないと報(bào)じた。

とりわけ高速鉄道事業(yè)は數(shù)百億ドルもの潛在的市場(chǎng)があり、日本と中國(guó)の競(jìng)爭(zhēng)の主戦場(chǎng)となっている。インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムなどの東南アジア諸國(guó)が高速鉄道や既存路線のアップグレードを計(jì)畫しており、現(xiàn)在のところ日中の受注競(jìng)爭(zhēng)は互角となっている。

今年5月、日本はタイとの間でバンコク?チェンマイ間の高速鉄道事業(yè)で新幹線を?qū)毪工毪长趣虼_認(rèn)する覚書を締結(jié)し、共同調(diào)査研究を?qū)g施した。同路線は約680キロに及ぶ。一方、タイは中國(guó)との間でも約840キロの鉄道建設(shè)計(jì)畫の共同開発を予定している。

インドネシアでは、ジャカルタ?バンドン間高速鉄道事業(yè)の受注を日中が爭(zhēng)い、曲折を経ながら、中國(guó)が10月に受注を正式に決めた。2019年上半期の営業(yè)開始を予定している。

マレーシアとベトナムでも日本と中國(guó)が受注競(jìng)爭(zhēng)を繰り広げることが予想されている。マレーシア?シンガポール高速鉄道事業(yè)の入札が2016年に行われる予定で、日本と中國(guó)も興味を示している。また、日中の海外高速鉄道プロジェクト受注競(jìng)爭(zhēng)はインドでも行われるとみられている。（翻訳?編集/岡田）