2015年11月17日、米國の代表的な調(diào)査機(jī)関、ピュー?リサーチセンターの、ブルース?ストークス國際経済世論調(diào)査部ディレクターが、日本記者クラブで記者會(huì)見し、日米中露印など40カ國の4萬5000人を?qū)澫螭趣筏俊笟莺驂鋭?dòng)に関する國際世論調(diào)査」結(jié)果を説明した。それによると、世界のほぼすべての國の人々が気候変動(dòng)を懸念、11月30日から12月11日までパリで開かれる國連気候変動(dòng)パリ會(huì)議（COP21）での溫室効果ガス排出削減に関する國際合意を望んでいることが分かった。発言要旨は次の通り。

【その他の寫真】

調(diào)査結(jié)果では、大多數(shù)が溫室効果ガス排出削減の強(qiáng)い行動(dòng)を支持。78％が國際合意の枠組みの中で、自國が溫室効果ガス排出量の抑制を約束するよう望んでいる。多くの國で、世論の圧倒的多數(shù)が政府の行動(dòng)を支持している。

気候変動(dòng)を抑止するために、生活様式の大きな転換が必要だと考える人の割合は、世界全體の67％に達(dá)し、中でもブラジル人（89％）、ヨーロッパ人（73％）、アメリカ人（66％）などが多かった?！∈澜绺鲊螄瘠?、応急的措置では気候変動(dòng)と闘うには不十分だと認(rèn)識しており、技術(shù)だけで解決できると考える人の割合は全體の22％にとどまった。

また世界全體の72％が個(gè)人の生活に気候変動(dòng)が個(gè)人の生活に関係があると認(rèn)識し、具體的影響として、干ばつ（66％）、極端な気象現(xiàn)象（25％）、猛暑（14％）、海面上昇（6％）などを挙げた。

一方で、世界的な意識とはギャップのある國も存在。中國では気候変動(dòng)が「個(gè)人の生活と非常に関係がある」と感じている人は15％、「非常に心配」と答えた人も、18％にすぎず最低。にもかかわらず、國際合意の締結(jié)を望む中國人の割合は、50ポイント以上高い71％に上った。

毎年中國で、「直面している問題は何か」を調(diào)査しているが、5年前から腐敗、不平等、大気汚染の順となっており、地球変動(dòng)調(diào)査に答えた中國人が率直な意見表明を控えているとは思えない。私はこれから中國を訪問するので、今回調(diào)査で「大気汚染」が大きな懸念材料とならなかったのは何故か、中國の環(huán)境問題擔(dān)當(dāng)者に尋ねてみたい。（八牧浩行）

■筆者プロフィール：八牧浩行

1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會(huì)見。東京都日中友好協(xié)會(huì)特任顧問。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン（フルマラソン12回完走＝東京マラソン4回）、ヴァイオリン演奏。