第11回「中國人の日本語作文コンクール」各賞が決定=史上最多4749本の応募作品から選ばれた最優(yōu)秀賞は「なんでそうなるの?好きやねん、大阪」

日本僑報社    2015年11月20日(金) 22時30分

拡大

日本僑報社?日中交流研究所主催の第11回「中國人の日本語作文コンクール」の最優(yōu)秀賞受賞者が、山東政法學(xué)院3年の張晨雨さんに決まった。

日本僑報社?日中交流研究所主催の第11回「中國人の日本語作文コンクール」の最優(yōu)秀賞(日本大使賞)受賞者が、山東政法學(xué)院3年の張晨雨(ちょう?しんう)さんに決まった。

11年目を迎えたコンクールは、日本外務(wù)省、文化庁、在中國日本大使館などの後援で行われた。今回は中國各地の180校から史上最多となる4749本の応募があり、中國の若者の日本への関心と日本語學(xué)習(xí)への意欲の高さが示された形となった。

今回のテーマは、「日中青年交流について――戦後70年目に両國の青年交流を考える」「『なんでそうなるの?』――中國の若者は日本のここが理解できない」「わたしの先生はすごい――第1回日本語教師『総選挙』in中國」の3つで、硬軟織り交ぜた課題となった。最優(yōu)秀賞に輝いた張晨雨さんの作品「なんでそうなるの?好きやねん、大阪」は、若者らしいフレッシュな思いにあふれている。

山東省の大學(xué)で日本語の勉強を始めて3年になる張さんは、北京人と上海人のお國自慢合戦のような習(xí)慣が、東京と大阪の人にもあることを知った。大阪人は東京人に「ケチで俗っぽい」と笑われることがあるが、仕事で大阪に住んでいる叔母さんの話によれば「大阪人は中國人みたい」で、「親切で優(yōu)しい人たち」だという。

大阪に興味を持った張さんは、日本語がわかるようになるにつれて、大阪弁が持つ不思議でおもしろい魅力に引かれていく。張さんは、「大阪人の表現(xiàn)の仕方は、言葉がまだまだの私にもとても面白い。なぜ、こんな素敵な大阪が東京人に嫌われるのか私にはわからない。(中略)もっと、もっと、日本語を勉強して、いつか私はきっとこの目で本物の大阪を見に行く。大阪人と大阪弁で冗談を言えるような日を夢見ている」とつづった。

この張晨雨さんの作品を含む受賞作品集は12月上旬に刊行予定。今どきの中國の若者たちのリアルな「本音」から、日中関係の未來への明るい希望を感じ取ることができるだろう。(編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜