2015年11月24日、韓國のセウォル號特別調(diào)査委員會が、慘事が起こった當日の樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領の行動について調(diào)査を決めたことに対し、韓國大統(tǒng)領府が「違憲の発想だ」と強く反発した。韓國?マネートゥデイなどが伝えた。

韓國大統(tǒng)領府の鄭然國（チョン?ヨングク）報道官がこの日の會見で「（問題を）政治的焦點から見ることなく、違憲の発想から離れ、特調(diào)委本來の任務に忠実になることを望む」と述べた。

鄭報道官は「どの部分が違憲に當たるか」との質(zhì)問には明確な回答を避けたが、「大統(tǒng)領の行動を含む大統(tǒng)領府の対応の適正性」に対する調(diào)査は特調(diào)委の調(diào)査範囲を越えたものであり、大統(tǒng)領の不訴追特権を認めた憲法84條の規(guī)定に抵觸すると解釈しているとみられている。憲法84條は「大統(tǒng)領は內(nèi)亂または外患の罪を犯した場合を除き、在職中の刑事上の訴追を受けることはない」と定めている。

今後、特調(diào)委が樸大統(tǒng)領及び大統(tǒng)領府の対応をめぐり調(diào)査を強行した場合、大統(tǒng)領府は「調(diào)査対象に當たらず、調(diào)査自體が違憲」との根拠に基づき調(diào)査を拒否することが予想される。

これについて、韓國のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「どんどんおかしなことになる。調(diào)査するだけなのにこの騒ぎ」

「政治的な目的しかない特調(diào)委は即刻解體すべきだ。國民の稅金ばかり食う不必要な集団だ。大統(tǒng)領権限で解體してしまえ」

「何か事件のたびに、大統(tǒng)領の行動調(diào)査をしないといけないのかな？」

「大統(tǒng)領府は何が怖いんだろう？」

「大統(tǒng)領は神様か？聖域なき捜査は船と共に沈んでしまった」

「フランスの大統(tǒng)領はテロ事件にすぐさま積極的な対処を始めた。1分もかからなかったよ。それに比べて樸大統(tǒng)領は7時間も行方不明…日本や米軍の助けも得られず、子どもたちが犠牲になる原因を作った」

「放っておこう。総選挙で（與黨を）つぶしてやるから」

「『調(diào)査対象でない』なんて、やましいことがあったと告白しているよう」

「調(diào)査拒否は、問題があることを自ら認め、國民に公表することと同じ」

「大統(tǒng)領は憲法の上に君臨しているのか」（翻訳?編集/吉金）