2015年11月25日、香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは、外國(guó)人観光客が中國(guó)を訪れない理由について報(bào)じている。參考消息網(wǎng)が伝えた。

海外旅行に出かける中國(guó)人が増える一方で、中國(guó)を訪れる外國(guó)人観光客は減少している。中國(guó)國(guó)家旅遊局によると、2012年の訪中外國(guó)人観光客は2．2％減の1億3200萬(wàn)人。2013年、2014年もそれぞれ前年比で2．5％、0．45％減少している。

記事はその原因について、環(huán)境汚染や通貨レートのほか、日中関係の悪化による日本人観光客の減少も要素の一つだとしている。一方で、たとえ訪れてもらえても、印象が悪ければリピート客は確保できないと指摘。中國(guó)が改善すべき點(diǎn)として、食事やトイレの衛(wèi)生といった基本的な問(wèn)題を挙げた。

世界経済フォーラム（WEF）の観光競(jìng)爭(zhēng)力指數(shù)のランキングでは、中國(guó)は141の國(guó)と地域の中で17位で、日本（9位）やシンガポール（11位）に及ばない。2014年に海外旅行に出かけた人の數(shù)は、世界で5100萬(wàn)人増えて延べ11億4000萬(wàn)人となり、過(guò)去最高を記録した。中國(guó)でも観光業(yè)は重要な経済の柱であり、収益は5兆8000億元（約110兆円）を超えると推計(jì)される。記事は、「中國(guó)は自らの利益のために、行動(dòng)を起こす必要がある」と指摘している。（翻訳?編集/北田）