2015年12月1日、中國保険業(yè)協(xié)會や中國人力資源?社會保障部（人社部）社會保障研究所など5つの機関が先月29日、「2015年中國勤労者の老後資金指數(shù) 大?中都市報告」を共同で発表した。報告から、中國の高齢化は相當進んでいるという実態(tài)が明らかになった。人民日報海外版が報じた。

専門家はこれについて、「中國の今後の高齢化対策は、極めて厳しい狀況にある。社會保障體制の改善を絶え間なく進め、基本年金制度を整備すると同時に、商業(yè)保険など補完的な役割を擔うシステムの発展を推進し、多様化した年金體制を構(gòu)築することで、誰もが『老いても扶養(yǎng)が受けられる』狀況を?qū)g現(xiàn)する必要がある」と指摘した。

統(tǒng)計データによると、2014年の時點で、中國の60歳以上の高齢者総數(shù)は2億1200萬人に達し、総人口の15．5％を占め、世界で高齢者人口が最も多い國家となった。

中國の養(yǎng)老保障メカニズムは、「3本柱」で構(gòu)成されている。第1の柱は公的基礎(chǔ)年金で、政府が主導(dǎo)するものだ。第2の柱は企業(yè)年金で、各企業(yè)が従業(yè)員のために自発的に組織している。第3の柱は、個人が加入する商業(yè)性個人年金。だが、「3本柱」の発展は、期待通りには進んでおらず、発展情勢は全體的に見てバランスを欠いた狀態(tài)にある。

社會科學(xué)院世界社會保障研究センターの鄭秉文（ジョン?ビンウェン）センター長は、これについて、次の通り述べた。

2015年、中國の「養(yǎng)老年金3本柱改革」はいずれも深層レベルに入り、一定の成果が得られた。第1の柱である基礎(chǔ)年金については、投資管理規(guī)定が8月24日に発表された。第2の柱、機関事業(yè)単位職業(yè)年金（企業(yè)年金）の管理規(guī)定も発表されている。第3の柱、個人年金に対する稅収優(yōu)遇措置は、近く発表される見通し。一連の改革を経て、各方面の養(yǎng)老保障體制は、徐々に確立されていくだろう。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/ KM?編集/武藤）