2015年12月1日、ロイター通信によると、中國による南シナ海の領(lǐng)有権主張は國際法違反だとしてフィリピンが求めた仲裁手続きについて、オランダ?ハーグの常設(shè)仲裁裁判所でのフィリピン側(cè)の口頭弁論が先月30日、終了した。

フィリピンは、中國が主権の及ぶ範(fàn)囲だとの立場を示している「九段線」は國際法に違反すると主張し、仲裁に持ち込んだ。中國は仲裁裁判所に管轄権はないとして審理に參加していない。フィリピン大統(tǒng)領(lǐng)府のアビゲイル?バルト報道官は、「九段線が國際法に基づいたものでないという我々の主張を裏付けるあらゆる材料を示した」と述べ、半年以內(nèi)に仲裁裁判所から結(jié)論が出るだろうとの見方を示した。中國外交部は1日、「中國の主権、領(lǐng)有権を脅かすいかなる仲裁裁判所の結(jié)論も受け入れることはない」と表明した。

この報道に、米國のネットユーザーからは、「中國は世界で力を持っていてアジアの大ボスのつもりでいるが、國際法に従おうとしないというのは何千年も前のような古い考え方だ」「他の國はどうなんだ？」「歐米のプロパガンダは、中國が米國の支配権を脅かしているとして中國に焦點を當(dāng)てている」といったコメントが寄せられている。（翻訳?編集/蘆田）