清華大學が新設した“省エネとエコロジー”の世界最先端のテクノロジービル

2006年7月6日、北京清華大學（せいかだいがく）で、「中意清華環(huán)境省エネビル」のセレモ二?が行われた。この「中意清華（チョンイーチンフアー）環(huán)境省エネビル」［中意とは中國?イタリアの意。］は、清華大學の南東に建っている。自然保護、生態(tài)系保全、環(huán)境保護、省エネの理念を一體化した新スタイルの科學研究用ビルで、「清華大學環(huán)境化學工程學部」が新設したビルである。このビルは、中國科技部とイタリアの國土資源部が共同で建設したものである。イタリアの有名建築デザイナーであるマリオ?クッチネラーが設計を擔當したもので、高さ40m、地上10階、地下2階の外観で、敷地面積は2萬m2ある。21世紀初頭における、“限りなく自然保全を志向した建築”の地球代表として、人と自然との融合をテーマに、「自然採光」「自然通風」「省エネ」、そして「太陽光発電」といった世界最先端のテクノロジーの“粋”を結(jié)集させた建築物である。

【その他の寫真】

地球環(huán)境への負荷を抑えるために、廃熱を循環(huán)利用し、“冬は暖房、夏は冷房”という優(yōu)れた省エネ?エコ機能の空調(diào)システムも設けられている。また、太陽光を合理的かつ効果的に利用できるように、ビルの窓ガラスは自動的に角度を変えることができ、1年を通して、室內(nèi)の溫度を一定に保つことができるという。こうした目を見張る建築仕様も特徴の一つである。さまざまな斬新な工夫により、このビルは、同等規(guī)模の他の建築物に比べ、約70％のエネルギーを節(jié)約できるという?！钢幸馇迦A環(huán)境省エネビル」は、まさに驚くべき“省エネ?エコロジー”ビルである