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1日、臺灣?聯合新聞網によると、「繁體字」の世界遺産登録申請をめぐって、臺灣のネット上で議論が行われている。寫真は「歓迎」の簡體字(上)と繁體字(下)。
2015年12月1日、臺灣?聯合新聞網によると、「繁體字」の世界遺産登録申請をめぐって、臺灣のネット上で議論が行われている。2日付で環(huán)球時報が伝えた。
「繁體字」とは簡略化されていない中國語の漢字の字體で、現在では臺灣と香港で使用されている。これに対して、簡略化された字體は「簡體字」と呼ばれ、中國本土では一般的にこちらが使用されている。
報道によると、臺灣のあるネットユーザーは、「中國本土では、かつて繁體字の復活を求める聲が上がったこともあったが、すべて否決された。香港では臺灣と同じように繁體字を使用しているが、政府機関などでは徐々に簡體字を使用するようになっており、小學生も簡體字で教育を受けている。今後20年で香港は繁體字を使用しなくなるだろう。そうなれば、繁體字を使用するのは臺灣だけになり、繁體字は『臺灣文字』になる」としている。
これを受け、ほかのネットユーザーからは「臺灣が異なる社會であることをより明確にするもの。世界遺産に登録申請しよう」と歓迎する聲や、「“體”、“國”、“亀”といった文字の繁體字はとても煩雑で、臺灣人でも簡體字を使用している」という意見など、賛否両論が上がった。
臺灣では馬英九(マー?インジウ)総統(tǒng)が就任してからほどなく、繁體字を世界遺産に登録しようとする動きがあったが、単獨では國際連合教育科學文化機関(ユネスコ)に申請することができないため、実現していない。(翻訳?編集/北田)
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