2015年12月2日、中國(guó)北京の深刻な大気汚染に國(guó)內(nèi)外の関心が集まる中、財(cái)経網(wǎng)が1日付で伝えた北京の男性の「ある取り組み」が中國(guó)のネットユーザーの間で話題となっている。

男性の取り組みとは工業(yè)用の掃除機(jī)を使って100日間、北京で発生したスモッグを吸引するというもので、実行に移したのは今年7月下旬。天安門広場(chǎng)や中國(guó)中央テレビのビル周辺などさまざまな場(chǎng)所で作業(yè)を続け、先月29日に100日目を迎えた。その後、集めたちりを使って1個(gè)のレンガを作った。

男性によると、この計(jì)畫を思い付いたのは北京のPM2．5の値が基準(zhǔn)値を超えたと報(bào)じられた2013年で、「當(dāng)時(shí)、南方の広東省にいた自分でもひどい衝撃を受けた」と話している。さらに今回の活動(dòng)については「我々が欲しがれば欲しがるほど、より多くの資源が必要となり、生み出すちりも大量になる」と説明?！傅厍蛏悉钨Y源が盡きた時(shí)、我々もちりとなってしまう」とも訴えている。

北京は先月27日から強(qiáng)烈な大気汚染に見舞われており、教育當(dāng)局が市內(nèi)の小學(xué)校などに屋外での活動(dòng)中止を求める事態(tài)にもなった。この男性の「スモッグ吸引プロジェクト」に対し、中國(guó)のネット上には「レンガを環(huán)境局の責(zé)任者のところに持って行ってみて」「自分の街でもやってみてほしい。きっと家が建つ」といった意見や、「蕓術(shù)家っぽい発想だな」「大気汚染物質(zhì)をこんなふうにリサイクルするとは！」などのコメントが寄せられている。（翻訳?編集/野谷）