2015年12月2日、環(huán)球時(shí)報(bào)はフィリピンメディアの報(bào)道を引用し、中國(guó)の南シナ海での領(lǐng)有権主張は國(guó)際法に違反するとしてフィリピンが訴えた裁判をめぐり、同國(guó)のロサリオ外相は「裁判は中國(guó)との友好を維持するためのものだ」との考えを示したと報(bào)じた。

フィリピンニュースサイト「InterAksyon」によると、同外相は先月30日に出した聲明の中で「われわれは中國(guó)を大切な友人と考えている」と表明。仲裁手続きを求めた理由として、「中國(guó)との友好を維持するため」と説明している。

オランダ?ハーグにある仲裁裁判所は先月30日、5日間にわたる口頭弁論を終了し、「2016年のうちに判斷を下す」との聲明を発表。一方、中國(guó)外交部の報(bào)道官は今月1日の定例記者會(huì)見で「同裁判所に管轄権がないとの考えを繰り返し主張してきた」と強(qiáng)い反発を示した。（翻訳?編集/野谷）