2015年12月3日、中國江蘇省南京市がこのほど公表した同市の管理規(guī)定改正草案で、汚い車を取り締まりの対象としていることが物議を醸している。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

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同市では2014年9月に執(zhí)行した「建築物?公共施設(shè)?道路景観管理規(guī)定」において、自動車の所有者に対して車両を清潔に保つよう求めている。今回公表された改正草案では、車両の清潔についてより細(xì)かく述べられている。規(guī)定によると、車體に明らかな汚れや泥が付き景観を損なう場合は処罰の対象。さらに車體の下部やタイヤに泥がついたり、泥でナンバープレートがはっきり見えない場合も処罰され、最大で2000元（約3萬8000円）の罰金が言い渡されるという。

これに対し市民からは、「汚いかどうかは個人差がある。どの程度の汚れが対象になるのかはっきり定めていない」と規(guī)定の表現(xiàn)があいまいであることに不満を示す聲が多く聞かれた。このほか、弁護(hù)士は同草案について、「市民は規(guī)定に不満を感じているのではなく、規(guī)定があいまいであることを問題視している?；鶞?zhǔn)がはっきりしていなければ取り締まる側(cè)の裁量により差が生じ、さらには職権亂用の問題が発生する可能性もあることを懸念している」と指摘した。（翻訳?編集/內(nèi)山）