2015年12月4日、香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは「高級小売商はなぜ中國市場を放棄するのか」と題した記事を掲載した。多くの國際的ブランドにとって、広州のショッピングモール「麗柏広場」は中國市場制覇への第一歩となっていたが、ルイ?ヴィトンが撤退するなど、高級ブランドの閉店が相次いでいる。5日付で環(huán)球時報が伝えた。

【その他の寫真】

各國の高級ブランドが中國市場へ大挙進(jìn)出して10年余り。中國経済の鈍化や政府の反腐敗運(yùn)動、海外旅行ブームなどの影響で中國國內(nèi)の高級品市場は冷え込んでおり、新たにオープンされる店舗の數(shù)が閉店數(shù)を下回る狀態(tài)となっている。バーバリー、グッチ、エルメス、プラダなどが店舗數(shù)を減らしている。今後は閉店がさらに増えるものとみられている。

その一方で、店舗に書店やカフェなどの他サービスを併設(shè)し、集客に務(wù)める動きも出ている。北京のルイ?ヴィトンの店舗では書店とギャラリー、茶室などを併設(shè)。グッチは上海でレストランを開業(yè)した。カフェとエステティック店を開業(yè)したブランドもある?？亭瑢g店舗でより長い時間を過ごせるようにすることで、商品を手に取る機(jī)會を増やして販売につなげようとする動きが強(qiáng)まっている。

以前は海外ブランドにとって中國市場は金のなる木で、次々に新店舗をオープンさせ、サービスが本場歐州の店より數(shù)段落ちるものでも十分対応できていた。しかし、現(xiàn)在のような狀況に至り、その代償が重くのしかかっている。（翻訳?編集/岡田）