消失し続ける「生きる化石」天山1號(hào)氷河！脅かされるオアシス住民の暮らし―新疆ウイグル自治區(qū)

2007年10月31日、中國(guó)のニュースサイト「中國(guó)新聞網(wǎng)」は、中國(guó)科學(xué)院院士で氷河研究家の秦大河（チン?ダーフー）氏が天山「1號(hào)氷河」に関する発表を行ったと報(bào)道。

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天山「1號(hào)氷河」は新疆ウイグル自治區(qū)ウルムチ市の西南120kmに位置する天山山脈にあり、ウルムチ市の貴重な水資源供給地である。また、「氷河の生きた化石」とも呼ばれ、世界10大氷河の1つに選ばれている。

秦氏は、この20年間に地球溫暖化の影響で氷河の周囲と內(nèi)部の溫度が急激に上昇しており、このままでは「1號(hào)氷河」は確実に消滅すると警告。これにより新疆地區(qū)のオアシスは大きな打撃を受けると斷言している。

中國(guó)科學(xué)院天山氷河観測(cè)試験ステーションによると、「1號(hào)氷河」は1950年代からその規(guī)模を縮小させ続けていて、過(guò)去45年間に氷河面積は13．8%も減少。近年は減少速度を加速させているという。（翻訳?編集/本郷智子）