2015年12月4日、就活シーズンも半ばを過ぎた中國(guó)の大學(xué)生。中國(guó)では最近、「二人っ子政策」が決定されたことを背景に、女子大生の就活は特に困難を極めるようになっている。北京の大學(xué)數(shù)校を取材したところ、面接では「いつ子供を産む予定か？」が、女子大生の面接で必ず聞かれる質(zhì)問になっていることが分かった。女性の場(chǎng)合、履歴書に「既婚、子供あり」と明記しておくと成功率が高くなるという。そのため、大學(xué)院生の間に子供を産む女性が増加している。中には、十?dāng)?shù)人の女子學(xué)生がすでに子供がいるという學(xué)部もあり、その波が學(xué)部生にまで広がりつつある。北京青年報(bào)が伝えた。

▼「子供あり」で就職率アップ

北京の名門大學(xué)で開催された100以上の企業(yè)が參加した合同企業(yè)説明會(huì)を取材すると、「既婚、子供あり」の女性の採(cǎi)用を優(yōu)先するというのが多くの中小企業(yè)の「裏ルール」となっている。ある企業(yè)の採(cǎi)用擔(dān)當(dāng)者は、「今日は、大學(xué)院生対象の説明會(huì)。卒業(yè)したばかりの人は厚かましさがないため、募集しているポストの條件として『既婚で子供がいる人』とは書いていない。しかし、一般の募集では、明記している」と率直に語(yǔ)った。

▼「ママ大學(xué)院生」がますます一般化

今回の取材で、説明會(huì)參加者のうち、「子供がいる女子大學(xué)院生」が増加していることが分かった。子供を産んでから、就活をするというのが、多くの女子大學(xué)院生の主流となりつつあるようだ。多くの文系の女子大學(xué)院生も、「気に入る結(jié)婚相手がいれば、修士課程で學(xué)ぶ間に結(jié)婚して子供を産んでもいい。周りにもそのような同窓生や友人がいる」と話した。

2009年9月1日より実施されている中國(guó)教育部(省)の「普通大學(xué)管理規(guī)定」では、「在學(xué)期間中に結(jié)婚したにもかかわらず、退學(xué)手続きを行っていない學(xué)生については、退學(xué)処分にする」という従來の規(guī)定が削除され、大學(xué)生でも自由に戀愛して、結(jié)婚することができるようになった。

大學(xué)で子供を産むことは、就職を有利に進(jìn)めるために、就活前に結(jié)婚して子供を産む學(xué)生もいれば、社會(huì)人受験生も多く、入學(xué)前にすでに結(jié)婚している學(xué)生もいるという事情がある。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KS?編集/武藤）