2015年12月8日、華商報(bào)によると、中國陝西省西安市の観光地で、公衆(zhòng)トイレに設(shè)置してある無料トイレットペーパーが市民によって持ち去られるという問題が発生している。

持ち去りが確認(rèn)されたのは唐城壁遺跡公園付近など計(jì)7カ所のトイレで、2013年から設(shè)けていたトイレットペーパーの提供上限を今年は廃止した。公園の警備員や清掃員によると、「自身のバッグにトイレットペーパーを引っ張り出して詰め込んでいる女性を見かけた。聲を掛けたら『これは私たちが使うために設(shè)置してあるんでしょ？』と返された」「高齢の女性がかばんに入れているのを見た。注意したら恥ずかしそうにその場(chǎng)を立ち去った」という。

記事はこのような行為を「恥ずかしいこと」と指摘し、「トイレットペーパーは高価なものではないが、なくなればトイレを使う人は困る」と思いやりの気持ちを持つよう呼び掛けている。（翻訳?編集/野谷）