2015年12月11日、中國(guó)湖北省の路上で撮影された“當(dāng)たり屋”の映像が、中國(guó)のネット上で話題になっている。

映像は、湖北省武漢市の路上を走行中の自動(dòng)車の車載カメラがとらえたもの。自動(dòng)車が直進(jìn)していると、前方に突然、中年の女が現(xiàn)れる。女に気付いたドライバーが速度を落として停車すると、女は自動(dòng)車から7?8メートルも離れた場(chǎng)所でゆっくりと橫たわった。女は自動(dòng)車が動(dòng)かないとみると、立ち上がって自動(dòng)車に近づき、今度は目の前で橫たわる。もはや“當(dāng)たり屋”ならぬ“當(dāng)たったふり屋”だ。

ドライバーの女性はその場(chǎng)ですぐに警察に通報(bào)した。映像を伝えた中國(guó)新聞網(wǎng)は、「見(jiàn)ている方が気まずくなるほど」と女のくさい芝居を酷評(píng)し、當(dāng)たり屋に出會(huì)ったらすぐに通報(bào)するよう呼びかけている。

中國(guó)では自動(dòng)車以外にも、走行している自転車に故意にぶつかり金銭を要求したり、路上に倒れ込み、助け起こした人に対して金銭を要求するといった事例が數(shù)多くあるが、防犯カメラや車載カメラの普及で冤罪（えんざい）は減少してきている。

この映像を見(jiàn)た中國(guó)のネットユーザーからは、「新手だな」「性根が腐ってる」「こういう女は重罪に処してほしい」「明らかに詐欺なのに、こんなのが警察から注意を受ける程度で済むんだからな」「車載カメラが無(wú)かったらどうなっていたことか」などのコメントが寄せられた。

また、車載カメラの映像に、通りかかった救急車が倒れた女のすぐ橫を素通りしていく様子が映っていることに、「武漢救急センターが倒れてる人をガン無(wú)視」「救急車もビビッて逃げたぞ」といったコメントも出ている。（翻訳?編集/北田）